出版社内容情報
宮廷を追放された少女がお飾り女王に!?
幼い頃に宮廷から追放され、ひなびた村で育てられた王女メリエル。羊飼い見習いとしてのんびり暮らしていたある日、侯爵トラヴィスが突然現れ、メリエルを強引に王城へ連れ戻そうとする。相次ぐ王家の不幸により、なんとメリエルが第一の王位継承者になったらしい。
国を乗っ取ろうとする王妃派に対抗するため、いますぐ女王に即位しろと迫るトラヴィス。大貴族であるトラヴィスとの結婚も決定事項、おとなしく“お飾り女王”になれ、と横暴な態度をみせてくる。「女王なんて無理、結婚は好きな人とするもの!」とメリエルは猛反発するが、「ならば好きになってもらうよう努力しよう」と、甘い言葉でからかわれてしまう。
嫌々ながらも宮廷に入ったメリエルは、案の定、失敗の連続。貴族たちに失笑されて、何もできない自分に落ち込むばかり。そのうえ王妃派が次々と罠を仕掛けてきて危険な状況に…。
そんな中、ふだんは意地悪なのに、いざという時は命がけで守ってくれるトラヴィスが、次第に頼もしく思えてくるメリエル。一方、お飾りでも女王は女王だから、と必死に勉強をしはじめたメリエルの姿にトラヴィスの心も揺れて!?
内容説明
幼いころ宮廷から追放され、田舎で育った王女メリエル。羊飼い見習いとして暮らしていたある日、侯爵トラヴィスが現れて強引に王城へ連れ戻される。王家に不幸が続き、メリエルが女王候補になったというのだ。トラヴィスとの結婚も決定事項と知り「女王なんて無理、結婚は好きな人とするもの!」と反発するメリエル。案の定、宮廷では失敗を連発、反対派からは命を狙われ落ち込むが、いざという時は命がけで守ってくれるトラヴィスに心は揺れて!?
著者等紹介
市瀬まゆ[イチセマユ]
第8回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞、読者賞をW受賞し、デビュー。北海道出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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