内容説明
ヒッタイト帝国内で反皇妃派の有力者が次々に不審死をとげていた。第三皇子カイルとその側近たちはナキア皇妃の暗躍を疑い、カイルの身辺にも危機を覚える。そんな折、カイルと側近たちは行き倒れた瀕死の少年を助けた。少年はルサファと名乗り、なにかいわくありげな様子なのだが…。大人気漫画家が描き下ろした渾身の外伝!いよいよクライマックス。
著者等紹介
篠原千絵[シノハラチエ]
漫画家。神奈川県出身。2月15日生まれ。代表作『闇のパープル・アイ』で第32回、『天は赤い河のほとり』で第46回小学館漫画賞を受賞する。ファンタジー、ミステリーなど幅広いジャンルで大活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
21
小説。ルサファ編。こんなに可哀想な生い立ちだったのね。途中で終わっているのが気になります。このあと、ルサファがどんな活躍をして、カイル殿下の従属となるのか知りたい。いつ出版されるのだろう、、、2019/03/12
コニコ@共楽
20
5巻完結だと思っていたら、「え~ッ、続く?」ルサファがいかにカイルに仕えるようになったか知りたいのに。幼年時代も辛い日々だったんですね。決して結ばれることのないユーリを想って果てた誠実な彼のことをもう少し語ってほしいです。イル・バーニの結婚問題も宙ぶらりん。副題の「上弦」の次、ぜひ「十三夜」を読みたいです。2023/05/10
綾乃
11
スピンオフ・ルサファ編。 旅の一座に拾われたルサファは親方からの虐待、芸人ではなく体を売らされる妹分に耐え兼ね脱走を試みるが、雪に阻まれ倒れていたところをカイル・ザナンザ兄弟に助けられる。 カイルの側近イル・バーニの一族が何者かに暗殺される今回。ルサファの元仲間ティルスが関与しているようで。 知らずに読んでだけど気になるところで後編に続く、続編は未だに出てないようなので、いつか最後まで読める日が来て欲しい。 本編でも明かされていないイル・バーニ結婚問題どうなったの~気になる~!! 2023/04/10
johnta_rou
11
お話は途中までと知ってはいたけど、ここで続くのか~~~気になる~~(;´ Д`)カイル殿下の従者(犬猿雉w)シリーズ、ルサファ編。旅一座に拾われ、芸人として虐げられて生きるルサファ。九死に一生を得た彼は、かつて一座の仲間だったティルスを止めるべく宮に残ることに。「可愛い」が地雷のミッタン可愛いw喉元の黒い影の正体を知れる日は来るのだろうか…。完結編お待ちしてます!!!巻末のイラストギャラリーが懐かし~~~♪2016/07/22
ちゃちゃ
10
こ,ここにきて,この薄さで,まさかの二分冊・・・!!!しかも,ルサファ君が登場したばっかりなのに!きぃ!2014/01/26