内容説明
グランドリュン王国の王位継承権に関する『誓約書』を求めて、レティの祖母マグレイアの幽閉されている城へ急ぐ一行。追跡の手を逃れつつも辿り着いた古城で、敵のはずのエドウィーはある決意をレティに告げる。一方、ゼレオン将軍に捕らえられたアルフリートはアンジェラの狂気に触れ、レスター王子とゼレオン将軍に関する秘密を耳にすることになり…。王女と騎士のドラマチック・ファンタジー第三弾。
著者等紹介
榎木洋子[エノキヨウコ]
1990年にコバルト文庫で作家デビュー主に異世界ファンタジーを書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
7
いよいよ物語の鍵になる誓約書探しが始まりましたが、意外にも簡単に済んでしまい、ちょっと肩透かし気味…。段々と王女として姿や心も変化していくレティ。次回はいよいよ最終巻。どんな結末になるのか楽しみです。2014/05/18
ミド
2
レディ・アンジェラのクズっぷりが良い。善人ばかりの王家に生まれた突然変異なのか。こんな母親でも救ってほしいと望むエドウィーがいじらしい。こんなのを生かしておいても辛いだけだよ。ゼレオンの過去もまたきつい。レティはエドウィーに対する態度が兄たちに対するものとは違って、ちゃんと女の子になってる。やっぱりレティの相手なのかなあ。2017/09/15
アヤ
1
あとはクライマックスへ突き進むだけ。ところでレティの状態は逆ハーと言えるのに、そんな感じが一切しないのは何故?それどころかレティが誰かと落ち着くところも想像できない。2011/06/08
雨蛙
1
この巻は地味な展開だったが、見所は、レティがだんだんエレンとしての自覚が出て頼もしいところと、レディ・アンジェラの悪さ加減が気持ちいいぐらい悪いところだった。2009/10/21
しき
1
やっと読めた。誓約書探しがちょっとあっけないような……。あと、レティにもっと逆ハーにふさわしいお姫さまらしさが欲しいな。でもって、ホントに次で終わるのか?頼むからココや乙龍のような終わらせ方はしないで欲しい。2009/10/13
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