内容説明
彗佳は明るい中2。ある日、クラスのリーダー格の陽子が、ゲームと称して千夏をいじめ始めた。静かに学校生活を送っていた千夏は、突然、クラス中に無視されゴミ扱いされることに。見かねた彗佳がいじめをやめるようにいうと、その標的は彗佳に移り…。―14歳の著者が、実際に乗り越えた「小6の時、クラスで受けたいじめ」、「中学での部活内いじめ」をもとに、大人の目線ではない、「いじめに負けないで!自分を見失わないで!」という同世代からのメッセージを込めて描いた小説。
著者等紹介
林慧樹[ハヤシミキ]
8月19日の岡山県生まれ。14歳で書いた『いじめ 14歳のMessage』で、第18回小学館パレットノベル大賞審査員特別賞を受賞。小学5、6年生の時に児童会の書記をやり、中学校ではバレーボール部の副キャプテンと図書委員会委員長を務める活発な女の子だった。現在は福岡県で、子供に関する仕事に就いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メリクル
5
いじめをテーマにしてるのかと思って読んでたら途中からファンタジーになってた……2016/04/19
東雲
2
なぜだか伝わってくる。こういう本を鼻で笑うような大人にはなりたくないなぁ。2012/07/24
しそはは
1
イジメはなぜいけないのか、イジメられて辛くてもなぜ自殺を選んではいけないのか。 親として子供に伝えたいと思っていたことがそのまま、この本の中で語られていた。とてもわかりやすく、とても胸に響く言葉で。 これを14歳で書き上げた著者は、とてつもない苦しみと悩みの中で、この答えに行き着いたのだろうと想像する。 子供と本屋に行って児童書コーナーで何気なく手に取りましたが、子供だけでなく子を持つ親や先生方にもぜひ読んでほしい本と感じました。2018/01/29
飲も飲も
1
なんでいじめってなくならないんだろう?2016/11/11
ミチティ
1
最後は涙が止まりませんでした。 いじめはダメです。そして自殺もダメ!2016/07/20