内容説明
高校一年の夏、通称「キューちゃん」こと弓里夏美は、親戚で心に傷を負った少女・海部小夜子の話相手をするために大臼に行くことに。そこで彼女を待ち受けていたのは、海部家に伝わるという伝説の聖杯にまつわる驚くべき事件と、ずっと会いたかった人との再会だった…。そして、洞窟に残された占星術記号の謎が彼女たちを神秘の世界に誘う。恋と謎が交差するミステリー。
著者等紹介
西谷史[ニシタニアヤ]
三重県伊勢生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつき
2
心を閉ざした親戚の子とその家に伝わる聖杯伝説。占星術を用いたトレジャーハンティングも楽しめる。本人には連絡しないくせに、アリスや先輩には様子を聞いてる仁くんが素晴らしい。2013/10/28
卯の花@灯れ松明の火
0
前作を読んだのはレーベル創刊のときなので数年前。高校を舞台にしたミステリ少女小説は、近年ではめずらしく好印象。続編の今作品は、キャラクターたち(特に仁くんが)成長していて読むと甘酸っぱいキモチになります。2011/07/12
puribba
0
少女文学には珍しい手の込んだトリックと仁くん、キューちゃんの恋愛進行形に吸い込まれていく。西洋占星術に興味がある人はオススメ!2010/11/16
pomme
0
☆2009/08/26
ばるか
0
どたばた、な感じ。2008/07/04