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出版社内容情報
わがままばかり言って、ごめんな。テスタ。
旧友モディンとの再会、離別を経て、再び医工師を求める旅へと戻ったテスタたち。
だが、成都を発って以降、なぜだかハルは、ひとり物思いに耽ることが多くなっていた。
テスタがハルの様子を気に掛ける中、一行は家屋の下敷きとなっていた一人の女性型アンドロイドを救う。
ローゼと名乗るそのAIは、遥かアフリカより想いを寄せる人間に会うため、ひとり中国までやってきたのだという。
片思いながらも、恋愛体験を持つローゼに大人の女性を感じ、色めき立つイリナ。
一方で、ハルのときおり来る憂鬱は、なかなか直る気配が見られなかった。
挙句、イリナはそれが恋の病なのではないかと言い出し、事態はあらぬ方向へと進んでいくことに―――。
ローゼの想い人に隠された秘密。
アニラの恩返しと、はじめてのおつかい作戦。
突如として現れた、頬傷のある白髪の少女。
そして果たされる、医工師ウシャルとの出会い。
軍用機械と野生児だった彼女たちが歩んできた道、その先で待ち受けていた『逃れられない必然』に、
やがて二人は、己の信じていた答えをも見失っていく。
内容説明
成都を発って以降、なぜだかひとり物思いに耽ることが多くなったハル。テスタがハルの様子を気に掛けるなか、一行は家屋の下敷きとなっていた一人の女性型アンドロイドを救う。ローゼと名乗るそのAIは、想いを寄せる人間に会うため、遥かアフリカよりひとり中国までやってきたというのだが…。ローゼの想い人に隠された秘密。アニラの恩返しと、はじめてのおつかい作戦。頬傷のある白髪の少女との邂逅。そして、旅の果てに待ち受けていた逃れられない必然に、テスタとハルは、自分たちが信じた答えを見失っていく。
著者等紹介
遍柳一[アマネリュウイチ]
宮城出身のサラリーマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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