ガガガ文庫<br> クロハルメイカーズ〈3〉踏み出す勇気と消えない思い出の作り方

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ガガガ文庫
クロハルメイカーズ〈3〉踏み出す勇気と消えない思い出の作り方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094517736
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

その一歩が黒歴史となり、しかし希望となる

夏休みがやってきた。部長のみとせ先輩は夏が終われば部活を引退し、受験勉強に専念することになる。
いまのメンバーで創作ができるのは、この夏だけ。そこで、思い出作りのために湊介たち創造部は合宿を企画する。
合宿に出向いた先で出会ったのは、一人の孤独な車いすの少女。比香里はその少女のためにゲームを創りたいと言いだし、合宿の作品のテーマが決まるが……。
そのゲーム制作が創造部解散のきっかけになってしまう!?
胸に秘めた想い。秘密。青春の焦燥感から気持ちはすれ違い、ぎくしゃくしてしまう部員たち。
そして、比香里に残された時間も少ないことがわかって……。
青春とは黒歴史と見つけたり。痛くも恥ずかしい、むき出しの青春群像劇、シリーズ完結。

内容説明

夏休み。部長のみとせ先輩は夏が終われば部活を引退し、受験勉強に専念することになる。現メンバーでの最後の思い出作りのために湊介たち創造部は合宿を企画。そこで出会った、孤独な車いすの少女のためにゲームを創ることになるが…そのゲーム制作が創造部解散のきっかけになってしまう!?そして、比香里に残された時間も少ないことがわかって…。―それはまるで、まるごと青春のような、痛みでした―。青春とは黒歴史と見つけたり。痛くも恥ずかしい、むき出しの青春群像劇、シリーズ完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

7
夏休み、思い出作りの為に合宿をする中、ゲーム作りが部の解散を招き、比香里との別れが迫る最終巻。―――黒歴史の先、誰かの希望はそこにある。ノベルゲームを題材に語る中、菜絵が初めての挫折を経験し、みとせと比香里との別れが迫る今巻。 湊介達が重ねてきたのは確かに黒歴史。だけどそれこそが誰かを救う為の鍵となり、彼女の背を押し夢へと進ませる切っ掛けになった。そんな彼等の成果が結実する巻であり、夢破れ折り合いをつけた者達の背を押し、励ます温かさに満ちた巻である。彼等の希望はここにある。 うん、最高に面白かった。 2019/02/19

HANA

6
最終巻。最終的にそうなるか。主人公の面倒さというかどうしたもんか、という雰囲気は薄め。というかどっちが主人公だったかは最終巻で分からなくなってしまった部分もあるけれど。次回作も期待。2019/05/13

木倉兵馬

1
総合的かつ文化的ものつくりをする部活の話、最終巻。最初の巻からするとかなりきれいに終わった感じがあります。まあいきなりクリーチャー出されたらビビるわね……。参考にする部分もいろいろあったので真似できるところはしておきます。2022/01/22

一輪

1
【4.2/5.0】【シリーズ完結】 ニコ生で見た砂義先生の強烈なインパクトから、こんなにも胸を打つ作品になるとは思っていなかった クリエイターたちの熱量に胸を打たれた 創作をする人にはモチベーション上がること間違いないのではないだろうか さて、今回の創作物&蘊蓄のテーマは「(PC)ゲーム」 最終巻だからか蘊蓄が少なかったように感じた 他にも相変わらずいろんなネタが仕込まれていてつい笑ってしまう箇所もあったのが良かった ラブコメ要素も納得のいく結末だった 儘ならなくても進んでいくことの美しさを見せてくれた2019/03/11

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