ガガガ文庫<br> やがて恋するヴィヴィ・レイン〈7〉

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ガガガ文庫
やがて恋するヴィヴィ・レイン〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094517538
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ルカの革命が全てを壊し、今恋が始まる…

「おれは、あの壁を壊す。三界まとめて破壊する」。ルカはヴィヴィとともに、ワールド・トリガーを起動することを選んだ。壁に守られてきたエデン人による世界の支配・搾取・人種差別。それを、終わらせるために。しかしそれは同時に、未曾有の破壊と虐殺を産むことを意味した。

「あなたが壊すこの世界を、わたしが築き直します」。ファニアは、共和国の枠を超え、三界を共存させることを目指した。

ついに本性を露わにし、エデン以外の下層国家を滅ぼそうと攻め込むエデン艦隊。エデンを叩き潰すことを生涯の夢として生きたルカのかつての親友、帝国皇帝ジェミニ。最後最大の世界戦争の行方は?そして、世界崩壊の引き金を引いたルカとヴィヴィの運命は?

世界を壊し、世界を再生する、恋と革命と戦争の物語。ついに大団円!!

犬村 小六[イヌムラ コロク]
著・文・その他

岩崎 美奈子[イワサキ ミナコ]
イラスト

内容説明

「楽園(エデン)が墜ちてくる」―。遂に起動したワールド・トリガー。三界を隔ててきた「壁」の消失が迫り、エデン評議会は飛行艦隊によるグレイスランド爆撃を決断する。ジェミニを説得するため旅立ったファニアはグレゴリオの奸計により再び窮地に。グレイスランド統一を目前に控えたジェミニは、ルカの死を知り心身に変調を来す。エデン飛行艦隊への奇襲をもくろむルカとヴィヴィは隠れ家での共同生活をはじめるが…。犬村小六が贈る、革命と戦争、恋と冒険の大叙事詩が、ついに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

49
革命と戦争、恋と冒険の一大叙情詩堂々の完結。はぁ、遂に読み終わってしまった。読み終えた後に表紙を見ると、こう胸の中が多幸感と寂寥感で一杯になるな。シルフィの願いを叶える為に始まった旅の中でアステルと出会い、ファニアと恋し、ジェミニと戦い、ヴィヴィと出会い日々を過ごした。そんな7冊にも及ぶ壮大な旅の終着点は「やがて恋するヴィヴィ・レイン」という物語に似合った素晴らしいモノでした。きっとこの物語は永遠に自分の心の中で生き続ける。そう思わずにはいられない最高に面白い極上の作品を読ませてくれた犬村先生に感謝を。2018/09/19

さばかん

48
まだ出番はあると思っていたがまさか返り咲くとはラヴちゃん。女みたいな名前だけど最後の最期に男の意地を通したカミーユ。表舞台に立つために戦うファニア。「お前の夢を、おれはまだ覚えてる」ジェミニの原点。エデンとの最終決戦。『親友』世界再生に生涯を捧げることを誓うファニア。世界を壊すだけ壊しておいてヴィヴィと放蕩三昧のルカ。また会いましょう。また会えますように。物語の始まりは、一人の女の子が路上で息絶えたとき。運命が動き出した。世界は変革する。革命と戦争、恋と冒険の大叙事詩、ここに完結。――そして恋が始まる。2019/01/31

むっきゅー

44
最高に面白かった!感動しすぎて言葉がでないわ。最終巻に相応しい手にあせ握る展開に、これしかないと思えるほどのラストシーンに向い収束していく物語。完璧ですね。ちょっと今日は、余韻に浸っていたいかな。➡コメント欄にレビューを書くけど、余談なく読んだ方が感動できるので、未読の方はレビューを読まない方がいいかも。2018/09/21

よっち

43
ついに下層国家に攻め込むエデン艦隊と立ち向かうルカとヴィヴィ。そしてルカのかつての親友・ジェミニと三界を共存させることを目指すファニアがそれぞれの想いを胸に奔走する第七弾。ワールドトリガー起動により繋がった三界。機会を待つルカとヴィヴィの日々と、理想に向けて突き進むファニア、夢を思い出したジェミニが、最後まで諦めずに立ち向かった決戦とその決着。そしてその後のエピローグはこれしかないと思えるもので、少しばかり切ないところもありましたが、最後の最後までぐっと来るものがあった物語でした。次回作も期待しています。2018/09/18

まるぼろ

37
最終巻。ワールド・トリガーが発動され三界が徐々に一つになっていく中、ファニアはジェミニを説得するべく帝国に赴くが、ある事からヴラドレン皇太子と再会し…と言うお話です。文字通りの大団円でとても良かったです。そして最終巻にしてルカやファニアにヴィヴィ、それにヴラドレンにジェミニも…、それぞれの頑張りが凄く見て取れてとても良かったな、と。こう書くとジェミニの最後は惜しい気もしますが、あれもまたジェミニらしい最後だったなとも思いました。→2019/11/30

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