ガガガ文庫 スチームヘヴン・フリークス〈３〉

伊崎 喬助【著】

小学館（2015/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 277p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094515473
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

スチームヘヴン、消滅の危機！？

バスカーズ＆トライデントに強力ライバル登場？ ビザーバーグ市長の肝入りで実戦配備されることになったスチームアーマー・ミネルヴァ。その開発者は、ニコラスが親しくする町工場の少年の父親、エイブラムだった。商売敵ではあるが、開発者としてのエイブラムに敬意をはらうニコラスは、街の治安を守るクライムハンターとして彼らを歓迎する。一方、蒸気の街には新たな騒動を起こさんとする怪人の影があった。金属脳みその怪人ゴルディアスと、彼と行動を共にするブロンジィ＆アルラウネ。彼らの陰謀のもとに、ビザーバーグに過去最大の危機が訪れる。――すなわち、クリーチャー化した電光弾の襲来。対応に乗り出すバスカーズ、トライデント、そしてミネルヴァを擁するエイブラム親子だったが、全てはゴルディアスの盤面の上。悲喜劇のタップを刻む彼らは、果たして盤上の“コマ”から逃れ得るのか……。狂騒のスチーム・ファンタジー第3弾。――焼け焦げた思い出を胸に、怪人は蒸気の街を征く。

伊崎 喬助［イザキ キョウスケ］
著・文・その他

凱［カイ］
イラスト

内容説明

市長の肝入りで実戦配備されることになったスチームアーマー、ミネルバ。商売敵を警戒するニコラスだったが、ミネルバに乗り込むエイブラムと対面すると、そのあまりの毒気のなさに拍子抜けしてしまう。そんななか、不気味なヘルメットの怪人ゴルディアスの陰謀がビザーバーグを襲う！長距離戦略兵器、電光弾のクリーチャー化という未曾有の危機に、バスカーズ、トライデント、そしてミネルバはそれぞれ対応に乗り出すが…？狂騒のスチーム・ファンタジー第３幕。―焼け焦げた思い出を胸に、怪人は蒸気の街を征く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[alafish]

最高だよマジで。軽快な群像劇は程々に、今までのキャラ総出演で強敵とのバトルが熱い。その正義感ゆえに敵の手により暴走する父と、その息子に父のヒーローでない姿を見せてなるものか覚悟を決めて相対する主人公。超燃える。ついに過去との決着も見えてきて街全体を巻き込む戦争が始まる―前で今巻は幕が降りる。続刊ホント頼みます。出るのかな〜。

2015/04/25

[ナカショー]

すごい面白いのになんだかこれで終わりみたいな雰囲気。できるならもっと続きが読みたいです。

2015/04/20

[FF5]

今回の敵は狡猾で、慎重でしたね。前巻で逃してしまった彼らと、怪しかった彼らが総動員。増えた仲間でバトルもさらに迫力を増し、ニコラスの謎にも迫り……更に面白くなるだろう流れなだけに、ここで打ち切り臭いのが非常に残念……この世界観もっと見たかったなあ

2015/05/09

[サエズリ割津]

これで終わりとは実にもったいない。唯一無二の輝きを持つシリーズだけにもっと続いて欲しい。話としては新たなるスチームアーマー「ミネルバ」の登場に警戒するバスカーズとトライデント。そんな中戦略兵器がクリーチャー化してしまう。これを解決するためトライデントとバスカーズが協力する話。普段対立している２チームが共闘する様は熱い。いがみ合う両チームを繋げる接着剤的役割を果たしたシルフがよかった。ニコラスとザジのコンビは今巻も健在。これから最終段階へ話が展開していきそうなだけに、続巻を出してほしい。いつまでも待ちます。

2015/04/23

[猫殿宰相]

なんかあとがきが不穏なような・・・？え？やっとウンディーネがちょっとデレたとこやん！ここからちょっとずつズブズブになってくのがええんやん！続くよね？

2015/04/22