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出版社内容情報
『宿主』救済,それは青年の贖罪だった。
いつの頃からか、この世に現れた人間に寄生する妖花。その花に寄生された人間――『宿主』は頭から花を咲かせるようになる。しかしこれは花の本体ではなく、仮花と呼ばれるもの。おそろしいことに『宿主』は、本体の花を咲かせることこそ己の第一の使命と思うようになり、花の咲くときが来れば、自らそれに適した場所へ向かう。つまり花に操られて行動しているのだ。
花の命を繋ぐこと。それが花と、花に操られた『宿主』にとっての至上命令。
だから『宿主』を殺すことを生業にしているルッカが、憎まれるのは必定。しかし、それはルッカにとって酷く悲しいことだった。救えども、救えども、ルッカは恨みだけを背負っていく。どれだけ拒絶されようとも、ルッカはかつて人間だった頃の彼女たちのためを思い『宿主』を狩り続けていた。
そんなある日、ルッカは街で花を咲かすことと、もう1つの目的をもった『宿主』の少女・リディと出会う――。
人に寄生し成長する妖花の存在する世界。そこで織りなされる『宿主』の少女と妖花を狩る青年の物語。
アニメ『まどか☆マギカ』などで知られる新房昭之監督が選んだ第8回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。
霧崎 雀[キリサキ スズメ]
著・文・その他
refeia[レフェイア]
イラスト
内容説明
人間に寄生し成長する妖花が存在する世界。『宿主』となった者は頭に仮花を咲かせ、今まで生きてきた記憶を失う。そして花のために生き、花のために死ぬのだ。青年・ルッカは、かつて『宿主』となった家族を殺した事件以来、『宿主』を狩り続ける中で自分を認めてくれる存在を探していた。そんなある日、ルッカは街を訪れた少女『宿主』のリティと出会う。またいつもどおり殺すだけ、彼女がただの『宿主』でないと気づくまではそう思っていた―。第8回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。
感想・レビュー
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そのぼん
まりも
1_k
わいやで
ハルクイン
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