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出版社内容情報
キグルミを盗まれるなんて滅茶苦茶だわ。
「そいつを着ちゃいけない!」
歩は新たに転送されてきた同級生・三月音子にそう告げた。彼女は幸いにもまだキグルミ発見したばかりで着てはいなかった。
気が優しくおとなしい三月音子を殺し合いの渦に巻き込みたくないと考えた歩は、彼女にキグルミを着ないよう説得する。そして、音子を脅えさせないようにサイクを脱いでしまう。しかし歩の隙をついて、他の生徒の意思を操るピエロの策略によってサイクが盗まれてしまうのであった。
歩の失態に呆れながらも赤糸はサイク奪還のため捜索を始める。それを見た音子はビクつきながらも「歩くんは私のために大事なキグルミを盗まれたのだから・・・・・・」と言いながらキグルミを着ていた。
俺があんなに止めた意味は・・・・・と嘆く歩を尻目に、赤糸と音子はサイクを取り戻すために動き始めた――。
夜の病院でクラスメイト同士の殺し合いをさせられる歩と赤糸。一体誰がなんの目的で彼らを閉鎖された病院で集めているのか。
意思を持ち、喋る『キグルミ』とはそもそも何なのか。
そして音子のキグルミに秘められた恐ろしい能力とは!?
謎の生命体『キグルミ』の秘密に迫る第二巻!!
内容説明
『みんな消えてしまえばいいのに』―そう荒々しく書かれた紙をとある理由から見せられ、クラスメイトの少女・三月音子を調べることになった大垣内歩。そんな日常生活を過ごしながらも頭は一つ目のキグルミ・サイクのことばかり考えていた。現実とは隔離されたあの世界で夜な夜なおこなわれるキグルミを着たクラスメイト同士の殺し合い。そこで音子を見つけたことが物語を大きく進展させることとなる―。暗躍するピエロの目的、謎の生命体『キグルミ』を着た闘争を強いられるのは何のためなのか。はびこる謎に迫る第二巻!
著者等紹介
竹内佑[タケウチユウ]
芝居流通センターデス電所にて作・演出担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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1_k
サキイカスルメ
kur
■■■(伏せ字)
ryu1829




