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出版社内容情報
キセイ系ラブコメ、堂々完結!!
ある日突然唐人のお腹の中に寄生することになった、謎の生命体・サナ。
雪山騒動のあと、サナの友人であり、パラシスタンスでもある櫂実が唐人に告白をし、それにショックを受けたサナは行方をくらませてしまっていた……。
そんな中、唐人達の学校にとうとう「災厄」が現れる。人間に媚びへつらった罪として、サナを捕らえていた「災厄」に唐人たちキセイ部の面々が立ち向かう。そして、業を煮やしたレストアが、とうとうシンギュラリティを引き起こす。
すれ違いを繰り返す唐人とサナに、果たして世界を救うことはできるのか。
サナ達パラシスタンスの存在や、唐人の過去、全てがここで明かされる。
角川書店・コンプエースにて、コミカライズも好評連載中の「キセイ系ラブコメ」が堂々完結!
大人気イラストレーター瑠奈璃亜のイラストも冴え渡る!
内容説明
ある日突然唐人のお腹に寄生することになった、謎の生命体・サナ。唐人の浮気(?)疑惑で、みんなの前から姿を消したサナは「寄生法廷」の被告人になっていた!?そうして学校は裁きの場と化していく…。一方、パラシスタンス研究の傍ら世界征服を企む秘密結社「パラミナティ」の計画も最終段階へ。全ての黒幕レストア・ディストピアの陰謀を、サナと唐人達は止めることができるのか?かつてないスケールで送る、人間×寄生虫の純愛ストーリー、ここに完結!!ルサンチマン暴発!?キセイ系ラブコメ最終巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
10
寄生系ラブコメ最終巻。レストアとか組織とかシリアスな根底があったし実際それが深く影響してはいたけれど、いつの間にやらそんなものすっ飛ばしてしまえるくらいにバカな奴らが集まっていたおかげで鬱になることもなくすっきりと読み終えられた。メインのバカップルは当然のことながら脇を固めるメンバーがいっそそれを喰っちゃうくらいに濃くて、その明るさが作品そのものの雰囲気を持ち上げてくれたような感じ。全体通して少し急いだような気もするが、愛や絆で未来を築いていけるというストレートな決着の付け方は気持ちよかった2013/06/18
KUWAGATA
3
完結。全編を通して、途中迷走感があったりしましたが、大変お気に入りの作品だっただけに、終わってしまったのが残念です。生物関係に関心が高いので、もう少しアカデミック寄りな内容であってほしかったですが、ラノベという出版形態を考えると、こんなものなのかもしれませんね。しかし、最終巻だというのに、お気に入りのロイ子の出番が、卑語ファイブで卑語しゃべりまくりだけで終わってしまうとは(泣) 終盤のサナのセリフ「恋をしたんだ! それだけだ!」は個人的にとても心に残りました。素敵な言葉です。砂義さんの次回作に期待します。2013/06/19
眼鏡学生
2
突如主人公の腹に宿ったサナダムシのパラシスタンスとのラブコメ、完結。展開が早めで、所々「うーん」と唸る箇所はあったのですが、とても幸せな終幕で安心。この作品は、ひたすら突飛でカオスな所が魅力的で大好きだったので、シリアスな雰囲気の中でもそれは変わりなく健在していたので良かったです。最後はしっかりバカップルやってたし、話もキャラも濃くて本当に面白かったです! この作品には本当に、沢山感動させ、沢山楽しませていただきました! 多大な感謝を抱きながら、次回作にも期待しています!L(‘▽‘)/2013/10/31
neo
2
ラブですね!傍から見てると毎回毎回迷走してたようにしか見えなかったですが、オチは王道そのものなところに着地、大団円はいいことです。思えば櫂実、綺羅先生、ロイ子、姫、セルカ、丈児と、毎回毎回愛に溢れた登場人物たちが活躍してましたね。まぎれもなく愛で生かされてきたことに気付いた唐人はこれからラブでラブな日々を送れることでしょう。面白かった!2013/06/19
天涯
2
完結。最後までこの作品の独特なノリについて行けなかった。特にラップ。最後まで周りのノリの良さと勢いに押し切られた感じ。いいシリアス場面が稀にある分もったいないと思う。表紙買いした1巻が一番良かった。残念。2013/06/18
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