ガガガ文庫 寄生彼女サナ〈４〉

砂義 出雲【著】

小学館（2013/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 262p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094513875
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

雪山と寄生虫で宗教ができちゃいます！？

ある日突然唐人のお腹の中に寄生することになった、謎の生命体・サナ。
サナたちパラシスタンスを狙う「組織」に家を焼かれて二人はサバイバル生活中。それなのに、唐人と姫のキスの一件から、二人の関係はギクシャクしたまま……。そんな最中、「組織」の魔の手が北海道に逃れた志保とロイ子にまで届きそうに！ 唐人たちは櫛名田会長を言いくるめて、生徒会の合宿に飛び入り参加。9月なのに吹雪く北海道の大地で、唐人達は新たなるパラシスタンス・エキノコックスのえきのに出会う。えきのの可愛さに、櫛名田会長ご乱心！ 学校にまでえきのをお持ち帰りしたうえに、宗教まで立ち上げてしまった!？
えきのと会長を止めなくては生徒が危ない！
エキノコックスは死に至る病なのだから……。「組織」の核心に迫る唐人、すれ違うサナと唐人、そして決定的な出来事が……。

コミカライズも決定し、アクセル全開の「キセイ系ラブコメ」第4弾!!
人気イラストレーター・瑠奈璃亜氏の色っぽいイラストも益々好調!!

内容説明

ある日突然唐人のお腹の中に寄生することになった、謎の生命体・サナ。サナたちパラシスタンスを狙う「組織」に家を焼かれて二人はサバイバル生活中。そんな最中、「組織」の魔の手が北海道の志保とロイ子にまで届きそうに。唐人たちは櫛名田会長を言いくるめて、生徒会の合宿に飛び入り参加。そこで、唐人達は新たなるパラシスタンス・えきのに出会う。えきのの可愛さに、櫛名田会長ご乱心。えきのをお持ち帰りして、宗教まで立ち上げてしまった！？今度は一体どうなっちゃうの！？アクセル全開！！キセイ系ラブコメ、第四弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[王蠱]

遂に全ての中心たる存在と接触し、同時にそれぞれの想いが動き始めた・・・とシリアス部分だけ抜き出してみるとこんな感じなのだが、なんというか読んでる最中ずっと「やっつけ感」というか「惰性で書いてる」みたいな印象を感じてしまった。言いたくないが1巻で綺麗にまとまってたところを無理やり引き延ばした弊害が見えてきてしまっている。メインメンバーより生徒会やらなにやらサブキャラの方が圧倒的に濃いのもあって、今更だがシリアス抑えて普通にラブコメとしてキャラ使っとけばもっとも人気出てたかも（苦笑）もはや四天王の為に読んでる

2013/02/09

[KUWAGATA]

あいも変わらず卑語が飛び交うひどい小説。せっかく寄生虫をテーマに扱うんだから、もう少しアカデミック寄りでもいいと思うんだけどなあ。毎巻あっちに飛んだと思えばこっちに飛んだりで、話が進んでいるのか停滞しているのかもよく分からない作品ですが、次巻は一応それなりの山場なのかな？　サナは相変わらず可愛い。櫂実は最後びっくりです。桜はもっと変態でも良し。ロイ子が戻ってきてくれたのは大歓迎。えきのはちょっと切なかったかな。できれば使い捨てにしないでほしいキャラだったんだけど。次巻以降も楽しみにしています。

2013/01/19

[CCC]

一つ一つのネタは面白いけれど、全体で中和されて中途半端になっているように感じる。この作者の本気が見てみたい。シリーズを閉じたら、一度腰を据えて作品を書いて欲しいです。

2014/03/02

[小太郎]

今回も素敵なイラストでした。

2013/01/29

[如月]

ガガガらしい設定とストーリーなのだが、今巻は全体的にシリアスパートに寄りすぎてギャグやラブコメが今ひとつ楽しめなくなってしまった。全部上手く立てば面白いのだろうが、全部中途半端に感じてしまってちょっと残念。

2013/02/07