ガガガ文庫 魔王っぽいの！〈３〉

原田 源五郎【著】

小学館（2012/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 227p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094513608
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

中ボス昇格試験で、アイドルになるっぽい！

遊んでばかりで伝説作りに励まないマノと颯太のところに大魔王から『マノの配下に中ボス昇格試験を受けさせ合格させろ』という指令がくだる。もしサボっていることがバレたら大変なことになる。そこでマノはスライムに中ボス試験を受けさせようとするが、モンスターとしてまったく戦いにむいていないスライム自身は困惑してしまう。
しかし、昇格試験には戦闘部門以外にもいくつかの部門がありスライムでも合格できそうなアイドル部門を受けることで合意。ところがマノ、颯太、奈尾の3人それぞれが「スライムのアイドルプロデュースをするのは自分だ!!」と言い張る始末。どうなるスライム!? どうなる中ボス昇格試験!??

第3回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作家・原田源五郎の魔王系コメディの第三弾！

内容説明

遊んでばかりで伝説作りに励まないマノと颯太のもとに大魔王から『マノの配下を中ボス昇格試験に合格させろ』という指令がくだる。そこでマノはスライムに試験を受けさせようとするが、まったく戦いにむいていない自覚のあるスライムは困惑。試験には戦闘部門以外にいくつかの部門がありスライムでも合格できそうなアイドル部門を受けることに。そうと決まるやマノ、颯太、奈尾の３人それぞれが「スライムのアイドルプロデュースをするのは自分だ！！」と言い張る始末。どうなるスライム！？どうなる中ボス昇格試験！？魔王系コメディの第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KUWAGATA]

主人公がメインヒロインを差し置いて、サブヒロイン一択という変な物語。でも無理もないよね、スライム可愛いし。個人的にはマノも奈尾も可愛いと思いますが。相変わらずゆるゆるなお話で、肩の力を抜いて読了しました。一体どこに向かっている小説なのか皆目見当がつきませんが、今後も展開を楽しみに読み続けたいと思います。

2012/10/20

[尚侍]

これさあ、もう『スライムっぽいの！』にタイトル変えたほうがいいんじゃないだろうか。キャラが食われてるとかそういうレベルじゃなく、完全にスライムがヒロインになっちゃってる。カラーイラストもスライムがメインだし……。本来ならこうした動きは作品の方向性を乱してしまうのであまり好きじゃないんだけど、本作の場合とにかくスライムの描写がかわいいので、「いろいろあるけどスライムがかわいいからいいや」になってしまう。これはこれで作者がうまくキャラを動かして作品を作っていることになるので、評価すべきだと思います。

2012/08/22

[1_k]

今巻も安定した、ゆるゆるぐだぐだのお話。人生と並んで、クッソワロタ。ガガガ最高や。端々の演出にまで、作者さんの才能だけじゃなくて間違いなく編集さんの厳しい目が入ってるよね。品質高いわ。

2012/08/21

[カインズ]

【多少好感度が上がったか？】★★★☆☆　中ボス昇格試験のためにスライムをアイドルプロデュースする巻。アイドルというRPGとほとんど関係無いネタを持ってきたため、中盤までは正直退屈だった。しかし、ヒロイン達が主人公に色仕掛けしたりと、これまでの巻では見られない展開があったのは良かった。ラストでは、主人公がまともな方向で頑張りを見せたりしてヒロイン達の好感度も多少上がったようなので、恋愛面での動きに期待したい。

2012/08/21

[ユウ@八戸]

スライムまじヒロイン。なんかもうこれに尽きる。二巻よりもRPGネタは控えめだった気がするので、そこが不満っちゃ不満ですが、相変わらずさらっと読めるのでよいです。

2012/08/25