ガガガ文庫 寄生彼女サナ〈３〉

砂義 出雲【著】

小学館（2012/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 262p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094513578
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

初恋と寄生虫とアイドル対決！？

ある日突然お腹の中に寄生した「パラシスタンス」という生命体（でも見た目は美少女）のサナたちと「きせい部」として、日常を過ごす唐人。しかし、サナたちを狙う組織の影は、確実に学園に迫っていた。そして組織に追われる身として学園に迷い込んだのは、からとの過去を嵐のようにかき乱した「魔女」だった！

折しも文化祭の季節。アイドルコンテストが開催されることになり……櫂実はセクシーコスプレで観客を魅了し、サナは寄生虫アイドルとして一躍大人気に！キャラ作りに悩むアイドル生徒や新しいパラシスタンスが大暴れ。モザイクなしではイラスト化できない衣装まで投入されてフルスロットルでカオスへと向かう、「キセイ系ラブコメ」第3弾！

その方向性、大丈夫！？

内容説明

ある日突然唐人のお腹の中に寄生することになった、謎の生命体・サナとの学園生活。サナたちバラシスタンスを狙う「組織」に対抗しようと「きせい部」を作った唐人たちは、賞金目当てで学園祭のアイドルコンテストに出場することに。櫂実はセクシーコスプレで観客を魅了し、サナは寄生虫アイドルとして一躍大人気に！？桜はモザイク必至の卑猥衣装で勝負、そしてキャラ作りに悩むアイドル生徒がチェーンソーを振り回し…！？学園はまたもやカオスな事に！リビドーほとばしるキセイ系ラブコメ、第三弾。

著者等紹介

砂義出雲［スナギイズモ］
ライトノベル作家。１９８４年生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KUWAGATA]

サナも櫂実も可愛くていいのだが、ストーリーにもっと寄生虫ネタを織り込めないものか。個人的には、もっと生物学的に突っ込んだアカデミックな内容でもいいと思う。「のうりん」のように、むしろそこに焦点を当ててこそ、この作品は光ると思うのだけど、流れはなんだか謎の組織との対決という、ラノベにありがちな方向に進んでるのが少し残念。1巻で目を引いたユニークさを、もっと感じさせてほしいです。サナの最後の歌詞はちょっとぐっときました(けいおんっぽかったけど)。櫂実の自虐は、いい感じで萌えです。桜は汚れキャラ確定ですねw

2012/10/31

[王蠱]

アイドル回・学園祭回で表面上は明るいのだけれど、その裏では確実にシリアスが迫ってきている印象。馬鹿騒ぎが似合うキャラ達が魅力的なだけにそれと対になるように在る「組織」やレストアの底知れなさも強く感じる。1巻読んだ段階ではここまで重い要素が入るとは思ってなかった。シリアスちょいと苦手な身としてはもはや斜め上方向へ進化を続ける四天王に癒しを感じてしまったりｗｗあとはやっぱりコミカライズ決定！めでたい！

2012/08/21

[ばぶるすらいむ]

か　い　じ　つ　か　わ　い　い

2012/11/17

[CCC]

だいたい1冊まるまるアイドルごっこ。楽しげではあったけれど、このネタは他にやっている人も多そうだし、も少しディープにやって欲しかった。時折引き出しの多さを感じさせる部分があるものの、突っ込んでいかずに、あっさり単発ネタで消化していってる感じがする。そこが寂しい。

2014/03/02

[小太郎]

鮎ヶ瀬さんの名前、人物紹介の所と違ったんだけど落丁？アイドル編大変ぶひぶひしました。櫂実可愛すぎる

2012/09/18