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出版社内容情報
ささみ&情雨、愛する人のため「成仏」す!
失った愛する人を取り戻すため、奇跡を起こすためなら「なんだって捧げるわ」と、インドへ旅立ったささみさんと情雨。
奇跡を起こすには「人間でなくなればいい。おぬしらは、神になるのじゃ」と、インドの神の導きで、魔法少女ならぬ「護法少女」となって徳を積むことに。
合い言葉は「成仏!」変身!そして正義の味方になって悪を斬る!?
「地獄ドッヂボール」に「妖怪大戦争」、ささみさんと情雨は神々との勝負に勝つことができるのか?
神々の気まぐれに翻弄され、今までになくがんばったささみさん。……消滅!?
『狂乱家族日記』『私の優しくない先輩』の日日日と、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』のイラストレーター左による強力コラボ第6弾。
日日日[アキラ]
著・文・その他
左[ヒダリ]
イラスト
内容説明
ギリシアの神々との戦争によって、愛する人を失ってしまったささみさんと情雨。お兄ちゃんと玉藻前を救うため、生と死の境で修行を積み、いざ、成仏!?魔法少女になって愛のために戦う二人に、インドの最高神が要求する「覚悟」と「試練」。奇跡を起こすための代償と、ささみさんの決断とは―?「お願いだから、がんばってよ…。あんたは、やればできるんだから」それが、彼女の最後の言葉だった―。平凡な毎日はつづいていく。いびつな不安を抱えながら…。物語の終わりと始まり、ターニングポイントとなるシリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろり - しろくろりちよ
32
『二年生編ラスト(あるいは印度神話)』。失った愛する人を取り戻すため、ささみさんとじょうちゃん、護法少女へと「成仏」す!「地獄のドッヂボール」「妖怪大戦争」困難を乗り越えて、まずは玉藻前を取り戻し、次はお兄ちゃんを…。しかしいつの間にかささみさんの居場所は同じ顔をした少女に取って変わられていて。じょうちゃんとささみさん、手を取り合ってお互いを確認し合う二人の姿がぐっと来る。最後、自分を手放す決断をしてしまったささみさんは…本当にそれでいいの?優しすぎるのが切ない、三年生編でどういう立ち位置になるのか心配。2013/06/29
KUWAGATA
32
大奥のサクラの続きを読むのが怖くてしばし逃避中(笑) ささみさんは無闇にポコポコ人死にが出ないので安心です(今のところは)。前回の流れから6巻はまるまるインドに滞在するのかと思っていたら、やっぱりいつものノリでした。なんなんだろ、こういうのもセカイ系の一種なのかな? いや、ちょっと(全然)違うか。神話や宗教については関心があり、そういう視点から読んでいても面白いのですが、次巻はクトゥルーですか…。個人的にはあれを神話と呼ぶのには抵抗がありますが、日日日さんがどのように描かれるのか、そこには興味があります。2013/02/01
Yobata
25
ギリシアの神々との戦争によって、ささみは神臣,情雨は玉藻前と愛する人を失ってしまった2人。そんな2人を救うために手を貸したのがインドの最高神ヴィシュヌだった。「奇跡」を起こすため魔法少女になって修業を開始する2人。スサノヲの行動に迷惑している希美を助けたりして「徳」を積み、まずは玉藻前を助けることに成功する。しかし、鎖々美のポジションに日留女という謎の少女が存在し、皆鎖々美のことを忘れてしまっていた…。果たして日留女とは?そして神臣を救いだすことはできるのか?愛なのですよ愛wwかがみも兆しはあったけど、→2012/06/17
ソラ
25
ラストがあんな風になるとは…。がんばりすぎなささみさんが次巻でどうなるのか気になるところ2013/02/15
baboocon
16
「現代のトロイア戦争」でうしなった大切な人たちを取り戻すため、旅に出たささみさんと情雨…と思ったら海外の描写はあっさりほぼカットかよw 日本に戻り、神仏となって徳を積む二人だが、ささみさん不在の間に彼女の立ち位置には日留女と呼ばれる少女がいて…? 自分の足元がポッカリ消え去るような不安と戦ったささみさんはがんばってたと思う。しばらくよいところのなかった邪神姉妹も見せ場があり一安心。しかしお兄ちゃんを取り戻すという願いの代償にささみさんは…。本当にこれでよかったの?2013/02/22