ガガガ文庫<br> クイックセーブ&ロード〈3〉

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ガガガ文庫
クイックセーブ&ロード〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094511949
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

僕はなぜ、どうして記憶喪失になったのか。

夢を見ていた。自分が死ぬ夢。暴走トラックによる轢死から始まり、高いところからの転落死、刃物による失血死、劇薬による中毒死、果ては海に身を投げての溺死まで……、あらゆる場所、時間、手段で幾度となく死に続ける夢の中の自分。肉体が破壊され、生命が停止した次の瞬間には、また再生した肉体で新たな死の状況に追いやられている、そんな地獄のようなビジョンの連続。その悪夢からようやくと目覚めた時……僕は病院のベッドに横たわっていた。目の前に座っているのは、幼稚園からずっと同じクラスの幼馴染み、梓由衣。彼女から告げられた驚きの事実……現在、僕は中学三年生で、いまは夏休みの最中なのだという。僕は中学受験の日から、中学三年の夏休み前までの記憶を喪失していた。学校に復帰しても、周囲の反応に戸惑うばかりの日々。自分自身の過去の謎を探る過程で、奇妙な噂を聞く。それは「クイックセーブ&ロード」と呼ばれる、まるでゲームのような都合のいい魔法の話。学校で街で、魔法を信じた子どもたちが次々に命を絶ってゆく。噂は僕までも渦中に巻き込んで広がっていく……。

生と死の狭間にいる少年の推理ロマン、いよいよ完結!!

鮎川 歩[アユカワ アユム]
著・文・その他

染谷[ソメヤ]
イラスト

内容説明

病院で目覚めた僕は、驚きの事実を告げられる。中学受験の日から、中学三年の夏休み前の事故までの記憶を失っていたのだ。周囲の反応に戸惑うばかりの日々。僕は過去の自分を探る過程で、奇妙な噂を聞く。それは「クイックセーブ&ロード」と呼ばれる、まるでゲームのような都合のいい魔法の話。学校で街で、魔法を信じた子どもたちが次々と命を落とす。そして噂は僕までも渦中に巻き込んで広がっていく…。生と死の狭間にいる少年の推理ロマン、いよいよ完結。

著者等紹介

鮎川歩[アユカワアユム]
1987年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柏葉

2
最終巻。なるほど、この方向性しかないだろう。2012/02/25

1_k

2
これで完結かあ。まさか能力を最後の最後まで失わせたまま、結局否定するとは。一巻二巻の流れの上にはあるけれど、能力バトル全盛のこのジャンルでやりますか。異能力ものであっても、あくまでそれは小道具の一つに過ぎない小説らしい小説であった。ラノベとしてはどうなんよ? とも思うけどね。2011/08/05

JORI

2
素晴らしい。最初が主人公が記憶喪失になるところから始まり、前の話とは雰囲気がガラリと変わって状況把握に戸惑ったけど、読み進めていくうちにどんどんと話が繋がっていく。2転3転する状況、浮かび上がってくる各個人の思惑、そして記憶を取り戻した主人公が取った決断。全てがこれまでの物語を収束させるのにいいように機能していた。きちんとしたテーマがあり、それをしっかり書ききったという作品2011/02/20

kujira

2
着地の仕方が思ったよりも現実的というか、模範的というか……著者が常識的ないい人だったんだろうけど、個人的にはもっと違う終わり方を求めていたような。あとなんか絵が急に雑になった気が。2010/04/18

タカユキ

2
完結かー。主人公にとってはここからが本当の始まりなんだろうけど。まぁスッキリまとまったので良かったかな。異能持ちが異能を捨てるラストって珍しい?2010/03/25

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