ガガガ文庫<br> バニシング・ツイン―リビングデッド・ファスナー・ロック〈2〉

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ガガガ文庫
バニシング・ツイン―リビングデッド・ファスナー・ロック〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094511604
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

呪われた不死者「ハカナシ」の事件から数日。ハカナシに拉致され、屈辱を味わった美貌の刑事・御室咲弥は、対ハカナシの兵器と人材を集める特殊機関・「L`A‐BAS」に配属される。そこでコンビを組むことになったのは、二刀流の使い手である17歳の少女・館花梨理だった。そして、血液を抜かれ、赤いリボンを薬指に巻かれた少女の死体が発見され、再び事件は始まった。心を閉ざしながらも、自らの運命に立ち向かう梨理と、正義と情熱に燃える咲弥のふたりを待ち受けるのは…!?少女達の宿命と絆が交錯する新エピソード。

著者等紹介

瑞智士記[ミズチシキ]
小説家。滋賀県彦根市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さあささん

3
主人公が変わっていた2巻でした。それで咲弥が主人公だと思っていましたが、実は梨理でした。/過去に囚われている少女達の話です。全体的に1巻より纏まっていて読みやすかったです。個人的にはこちらの方が面白かったです。/百合という期待を全くせずに読んだため、唐突な百合展開に驚きました。いや読んでいる最中に予想はできましたが。/続きが気になる終わり方をしていますが、3巻が出ておらず残念です。2016/01/30

シダ

2
前作が(この作者にしては)いまいちだったのでさほど期待していなかったが、これは確実に面白くなっているし今後に期待を持たせる。一番の問題だった「詰め込み過ぎ」の部分は今後長くなるにつれて解消されていくだろうし、まだ見えない裏設定もいい具合に小出しにされてきている。また、今巻では新たな主人公を擁して甲の内面描写を抑えることで、「血祭御前の豪快っぷり」が全面に見えるようになったのも嬉しいところ。ただ、おかーさんの扱いはちょっと勿体無い気も。過剰修飾にも感じられる文体は好みが分かれそうだけれど、個人的には評価。2009/10/29

ゆり

1
前作のが好み。血がほしくなる、というところの精神的or科学的orオカルト理論がないと、百合っぽい場面が書きたかっただけに見える。2009/12/20

竹花 樒 - Shikimi Takehana

1
これは面白かった。確実に1巻よりも面白くなりつつあるなぁ。事件は1巻で混乱の渦中に立たされた咲弥を主人公に幕をあける。ムラ社会からSNSへと連なる日本の裏側にある暗部を舞台に、とある少女たちの過去を巻き込んだお話が素晴らしかった。少女たちの共依存の関係が、一度の過ちで崩れ去り、赤いリボンで現世に繋ぎとめられた”vanishing twin”となってしまった梨理が過去と向き合っていく様子が痺れあがったなぁ。未だ、此岸の、華。此岸に取り残された亡霊たちが「ハカナシ」を巡る物語に巻き込まれていくシリーズ第二作。2009/10/08

0
N2013/04/11

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