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内容説明
昔はどこの商店街にもいたらしい商売繁盛の神様“恵まれさん”が、私の街のショッピングセンターに、復活。たいていはおばあさんだったのだけれど、今度の“恵まれさん”はなんと中学三年生。しかも、“執事”をともなって私のクラスに転入してきた!お金に一切触れてはいけない決まりだという“恵まれさん”。日々の生活をサポートするのが“執事”だなんて言っている。お金に触れないなんて、そんなのムリ!本当はどうなの?なぜ、そんな野生動物みたいな微笑みなの?気になる…気になる…好きになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
19
どこかフワフワ漂うような雰囲気の作品でした。・・・が自分には合わなかったのか、イマイチ作品の世界に入りこめませんでした。流し読みしてしまいました。2013/03/14
訃報
9
言葉にしがたい、なりえないものを言葉で書く。小説とは、ただ言葉が積み重なってできたものだ、ということに意識的。だから、言葉だけで受け手を惹きつけるにはどうしたらいいか、を考えて書いている。それを随所に感じる。世の多くの小説より、よほど小説している小説だと思う。良い意味で。2015/01/18
指
6
今までで一番読みやすいというか構造がわかりやすい。構築手法が分かりやすい、と言っておくべきか?/筆致の美しさや新城カズマとかを彷彿とさせる衒学の格調高さも上等だが、それ以上に作品としての質が高い>どういうことか。主人公の一人称を主体として、空へ、地表から大気圏、宇宙へと段階的に上昇していく章構成、その枠組みが小説を作品として規定しており、その枠構造そのものが表現として機能している、ということ。/何が言いたいかって、目次を表現媒体にしている本初めて見た。2009/08/01
ろびん
3
主人公の痛々しさがとても刺さる……。2020/03/04
なつなみ
3
んーー難しい…。百合もので哲学的でラノベとして異端作品と聞いたので読まずにはいられなかったのですがこれにgoサイン出したガガガすごい…わっけわからん…。なぜラノベ…。絵藤真名が何考えてるかわからない…。さらっと読みやすい文なのに書いてあることは難しい。なんて作品でしょう…。2016/11/27




