ガガガ文庫 七歳美郁と虚構の王〈３〉

陸 凡鳥【著】

小学館（2009/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 311p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094511352
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

１９９９年末に起こった同時多発テロ「拡大人的破壊」。その実行者として世界から追われる男・外木場外郎が、霞霞市に姿を見せた。かつて自分が与えたプログラム“救世主殺し”を返すよう、今近衛久遠に迫る外木場。その一方、すべての計画者として世界を裏で操る女王、九重白雪もまた動き出していた。外木場と白雪の対立に翻弄される、七歳美郁の運命。崩壊の序幕が上がるとき、壊れかけた久遠のデータが、最後の奇跡を呼び起こす。死に近づくにつれ加速する、思考と魂の物語。プログラムはまだ、終わらない。

著者等紹介

陸凡鳥［クガボンチョウ］
立命館大学卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[みどり]

さいごまで入り込めなかった。

2018/10/17

[ナガマツ]

待望の外木場vsソトキバ。さすがに燃えたね。ただこの巻だけでも相当のインフレ率なんでご都合な雰囲気がないでもない。未来視なら絶対に勝てるってのにはイマイチ納得いかない部分はあれど、バトルとしての盛り上げ方はすごい良かった。1999の法も今読んでるんだけど、掛け合いの雰囲気とかは1999の方がイキイキしてる気がする。あとがきでもそうだけど、コメディを書いてほしい作家だと思った。

2009/09/29

[catfist]

バトルが厨二病を通り越してゆで理論に……。誰か白雪に核攻撃見舞ってやれよ。二人の幽霊の絆は泣かせる。天然天才天災美女美日月かわいいよ。

2009/06/13

[ぬこまり]

色々な謎を次回で明かすのかなあ。白雪はどんな事態でも予測してるって言われれば、確かにそう言える。これからどうやって続けるんだろう？

2009/06/12

[海老庵]

あきれる程の厨設定が加速するバトルが実は大好き。中二病全開に見せかけながら実は文章のバランスが取れていて読みやすいのはこの作者の美点だと思う。クライマックスで大盛り上がりしたのにまだ続けるとは、今後どうなるかが色々な意味で楽しみ。

2009/05/31