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内容説明
妹尾いちごと幼城警部補は、眼前で研究員のグレイヴ・トレントが怪異なる“自殺”を遂げるのを、幻を見つめるように、呆然と眺めていた。研究所代表のFFがうめく…「犯人はこの世の奇術師さ。あの世から来たのかも、知れんが…」。いちごが誘拐され、謎の薬剤を投与されたその研究所で3人目の外国人が死んだ。しかし、ミステリアスな「連続殺人事件」は、いちごが夜考村を訪れるまえから既に始まっていた…?突如その姿を消してしまうFF。必死の想いを込めて、いちごは「あのひと」に手紙を書く―「助けて、きゅーちゃん!」。奇跡のコラボレーション・ノベル、堂々の完結編。
著者等紹介
原田宇陀児[ハラダウダル]
1998年ノベルゲーム「WHITE ALBUM」(Leaf)にてシナリオライターデビュー。繊細な筆致による独自のセンチメンタリズムが話題を呼ぶ。04年『ファウスト』(講談社)第3号にて小説家デビュー
大槻ケンヂ[オオツキケンジ]
1966年生。82年にバンド“筋肉少女帯”結成。92年「新興宗教オモイデ教」(角川書店)で作家デビュー。94年「ぐるぐる使い」、95年「のの子の復讐ジクジク」で星雲賞を2年連続受賞。00年にバンド“特撮”結成。06年には“筋肉少女帯”も復活、現在も大人気活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。