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ガガガ文庫
人類は衰退しました〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094511048
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。里の娘さんがたからは、先生と呼ばれたりもしてます(恥ずい)。「妖精社」製の妙な品々が里に出回るのと前後して、走るチキンを目撃してしまったわたしは、祖父と助手さんとともに「妖精社」の工場視察に向かったのですが…。数か月でクスノキの里を、世界一の妖精人口過密地帯にしてしまったわたしの出張報告とともに、クニクニどうぞ。

著者等紹介

田中ロミオ[タナカロミオ]
1973年生まれ。PCゲーム中心に活動するフリーランスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺぱごじら

21
前巻の長編から、再び中編×2つへ。ぼくとしてはこの方が読み続けやすいな。衰退する世界が直面する『物資不足』という結構生々しいテーマは『妖精さん』という存在がなければ随分重たい話になってたよなぁと、作者さんの黒々としたところを覗き見た感じ(笑)。楽しいと増殖する妖精さんの習性が仇になった第2話は、図に乗りすぎた人間さん(女王さま)が悪い(笑)。おじいさんが居なければ、彼女はきっと『ビフテキ』で死んだ誰かさんと同じ道を辿っていたのだろうなぁ(苦笑)。ま、たまにはそんな時もあるもんだけどね。2013-752013/05/27

いかずち

10
アニメ化に合わせて再読。相変わらず面白い。2012/07/13

ynor

9
パターンの原典はドラえもんですかそうですか。こういうのも王道なんですねと感動。2011/09/12

カインズ

9
【わくわく生活】前巻が若干重めな話だったのに比べると今回はライトなお話。食糧難の陰で活躍する妖精社の話では思わぬオチが来てびっくりしました。社会風刺的なネタも盛りだくさんで独特な雰囲気を醸し出してます。島での話では妖精さんの力を使い放題にできる主人公の苦労と楽しさが伝わってきました。他にも箱に入った妖精さんが可愛かったり助手さんの相変わらずな絵本等と色々楽しめる巻です。2011/05/13

ななみん

9
2部構成でしたね。妖精社の怪しげアイテム工場探し。 なにやらgdgdしてる内にお話は終わりました。ま、チキンですからね。 そんで、漂流生活・・・神様にされそうになったときは辞退したのに、女王様はやっちゃうんですなwww おかし作りと妖精さん このキーワードはこんごにもイカされていくことでしょう。 いろいろと目の離せない作品ですな。 といつつ手もとにそろっているのが4巻まで・・・5巻は実家に配達されてるらしので急いでとりにいきたいのにー 仕事きらいだー2010/10/01

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