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内容説明
葛城忌久の“五重心臓”、菱沼山査子の“悦楽の園”を回収した葛城悠久。残る“無神学大全”が揃うとき、世界を反転する力が発動する。だが、それには機が熟すのを待たねばならない。そう、いまは夏休みなのだ。記憶をなくした少年・鴫沢巽は、記憶をなくしたメイド・八重樫硯らとともに、ある島へ向かう。溺死体が漂着する海岸、女性が落下した崖で過ごすバカンス。ビーチバレーとオカルティズム―低次のエロスと高次の知性が交錯するなか、時計は過去へと逆廻りする。そして巽は、終着の浜辺で失われた記憶を取りもどす…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とわとわ
2
『レジンキャストミルク』に似ているが、そこまで壊れてないかな。 記憶喪失だが、大事なものをなくしてしまったと言う感じを持っておらず、友人や家族とも過去の記憶なしにもかかわらず、人間関係を構築できている…というのも、壊れた感じが無い理由かも。 コメディよりでさっくり読める。とりあえず、鈍感な思春期の小ねんっぷりが面白い。 文章面では、視点が定まってないのが気になったけど…でも、これは、何か狙いがあるのかも。2009/01/31
指
0
もったいなくて読んでなかったけどそろそろ着手2010/02/01
trope
0
にあが全ての黒幕だと思っています2009/09/09
こんこん
0
ストーリー的には中休み、けれど緩やかに壊れていく世界。しかし、何というか思い切ったデザインの表紙。2009/06/07
菊地
0
にあ(猫)だけはガチ。2008/11/03
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