ガガガ文庫<br> ぼくらの―alternative〈2〉

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ガガガ文庫
ぼくらの―alternative〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094510201
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「次の戦いで勝とうが負けようが、あなたは死ぬ。そうよね?」―この地球を15体の「敵」が襲う。迎え撃つのは全長500mの巨大ロボット―“人形”。そして、それを動かす代償は、ぼくらの命…。戦えば、死ぬ。地球の命運をかけた過酷な「ゲーム」に挑む、ぼくら15人。逃れられない残酷な「ルール」を前にして、彼らは、いったい何を思って戦い、何を願って死んでいくのか?“人形”の恐るべき力をめぐって動き出した国家軍部に翻弄される子どもたちは、ついに自らが戦う「敵」の正体を知る…!「月刊IKKI」連載作品「ぼくらの」アナザー地球編。

著者等紹介

大樹連司[オオキレンジ]
1982年生まれ、茨城県出身

鬼頭莫宏[キトウモヒロ]
大学在学中に「残暑」(小学館)でデビュー。現在、「月刊IKKI」にて「ぼくらの」連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訃報

5
キリエがかっこよすぎて終盤鳥肌立ちっぱなし。「ぼく-きみ-セカイ」の図式から、「守りたい大切なもの」である「きみ」をとっぱらうことで、安易な結論を許さない非情さ、素敵です。それにしてもすさまじい構成力。伏線が、バトル漫画的な意味じゃなく、巧い。前のパイロットの言行が、後のパイロットに自分とセカイを見つめ直させ、苦悩させる。作中で「選択」が大きなテーマになっているが、この作品自体が原作とは別の「選択」によって成り立っているという二重性が、なにやら大層面白い。一番好きなのはキリエがカコとの思い出を振り返るとこ2013/03/10

アンナ

3
個人的、チズの章が印象的だった。 アニメや漫画よりも、生々しい表現だった。 チズの家族もどこかおかしいとおもってしまった。 2012/11/10

yumiha

2
ワクとキリエの置かれた状況は分からなくはないが、チズには違和感。というのは、複数の大人によるレイプに苦しんでいるチズなら、セックスそのものへの嫌悪感しかないはずなのに、自分から求めるシーンがあったからだ。このシーンは不要。そして、中学生の購入希望に応えていいものか悩む。2012/02/09

愛梨花

2
アニメでは“ヒーロー”だったワクが死や戦いに対して色々考えるのはよかった。チズは更に酷いことになってる。キリエはいつでも大人で優しい子だと思う。2011/11/11

山像

1
原作読了から暫く経って読んだ時は「まあまあ面白いな……」程度の感想だったが、原作を一通り再読して細かなネタなどを把握できるようになってから再読すると「これほど素晴らしいノヴェライズがあっていいのか……!」と思うくらい完璧だった。原作で撒かれたパーツを再構成しながら、エンタメ的な強度はより強く、悲惨な部分はより悲惨に、テーマも比較的ふんわり着地させているところがある原作からカッチリしたものを打ち出していく(味付けを損なわない範囲で)。それらの特徴がキリエ編のラストなどでは非常に上手く作用したと思う。2015/08/26

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