ガガガ文庫<br> マージナル

電子版価格
¥330
  • 電子版あり

ガガガ文庫
マージナル

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094510034
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

殺人や拷問を愛好する異端者たちが集うアンダーグラウンド・サイトの管理人である月森高校二年生の摩弥京也は、巷を騒がす連続殺人犯と偶然ネット上で知り合った。彼からとある惨殺画像を受け取った京也は、その死体がクラスメイト南雲小百合のものだと気づき、結果、犯人から狙われることになる。小百合の葬式で彼女の妹・南雲御笠と出会った京也は、御笠に犯人捜しを手伝わせて欲しいと請われ、二人は事件を独自に調べ始める…。圧倒的な筆力で贈る新感覚サイコ・サスペンス。第一回小学館ライトノベル大賞・大賞受賞作。

著者等紹介

神崎紫電[カンザキシデン]
1985年、8月生まれ。北海道出身。『マージナル』で第一回小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門の大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サエズリ割津

11
面白い。第1回小学館ライトノベル大賞にして「ブラック・ブレッド」の神崎紫電のデビュー作。アングラサイトを運営する主人公と姉を殺された御笠の奇妙な協力関係と猟奇的な事件が描かれるサイコサスペンス。この作品を一発目の新人賞にするあたりガガガ文庫ってやっぱり懐が深いというか、方向性が定まっているというか。主人公の京也は確かに歪んでいるかもしれないけど、そうなってしまったの仕方ないほどのヘビーな過去があり、それにより御笠に対する二転三転する京也の心情が境界に立つマージナルらしくてよかった。次巻も読みます。2016/04/19

かわゆきか

10
めっちゃ前に買ったけど積んだままにしてたやつ。面白かった。サイコな仲間たちと一線を超えた犯人探しするお話。終始暗くて重い話かと思ったけど、砕けた部分も混じって読みやすかった。続きがあるようなので読みたい。2019/01/14

晦夢

10
ラノベらしからぬラノベと言った所。こういうサイコな作品好きだなぁと改めて思ったな。2013/10/14

海星梨

8
KU。期待値高くなりすぎててというやつ。小学館は『デモナータ』を児童書として出版してるトンデモ出版社だしな。ガガガ文庫も『され竜』の移籍を受けてるし。そういう社風なんだろーなー。アメリカの映画みたいなストーリーのまとまりはいいんだけど、「アメリカの映画みたい」から良くも悪くも抜け出せてない感じが。あとこう……無理矢理なラノベのラフゴメな要素は必要なかったのでは……? 続き図書館で借りてきてるのでとりま読むけど、今後の展開に期待。2024/02/24

ツバサ

7
神崎紫電のサイコ作。マージナルかオーバーラインか、一線を越えるか越えないかの隙間を書くサスペンス作品。軽い掛け合いもあり、スラスラ読めました。続きが楽しみです。2019/04/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/534730
  • ご注意事項

最近チェックした商品