小学館キャンバス文庫<br> 夜叉の恋路―鏡花あやかし秘帖

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小学館キャンバス文庫
夜叉の恋路―鏡花あやかし秘帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094302448
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

明治の帝都・東京。文明開花を謳歌するこの都で、夜な夜な起こる連続猟奇殺人事件は、人々を恐怖のどん底におとし入れた。新米編集者の香月真澄は、当時、天才と謳われた人気作家、泉鏡花の担当となった。二人は、事件に興味を抱くが、その背後には、哀しい愛の物語があった。

時は文明開化華やかなりし明治末。新米編集者の香月は、人気作家の泉鏡花の担当編集者となった。折りしも、帝都東京では連続猟奇殺人事件が発生。香月と鏡花は、その謎に挑むが…。若き日の鏡花が、独特の勘で大活躍

内容説明

あまりにも激しい愛は、時として人を狂わす。そして、愛する相手の肉を喰らい、鬼と化す―。明治の帝都・東京。文明開花を謳歌するこの都で、夜な夜な起こる連続猟奇殺人事件は、人々を恐怖のどん底におとし入れた。新米編集者の香月真澄は、当時、天才と謳われた人気作家、泉鏡花の担当となった。ハンサムだが、一風かわったこの天才作家は、どうやら“物の怪”が見えるらしい。二人は事件に興味を抱くが、その背後には、哀しい愛の物語があった―。文豪・泉鏡花が物の怪探偵として登場、名推理が冴え渡る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Radwynn

5
時は明治、新進気鋭の作家泉鏡花を探偵役に据え、帝都の闇を縫う連続猟奇殺人事件を追う…っていうシナプシスですけど、推理って云うほどスイリな訳じゃなく、鬼や妖怪の跋扈はむしろ伝奇モノ。泉鏡花に心酔した作者のパスティーシュ風な語り口も読みづらいほどではなく、トンデモ設定も、あの人ならさもありなんと思える(笑)し、今は遠くになりにけり、な明治の雰囲気を軽く味わうカフェ気分、かと。私は好きです、こういうの。2012/01/07

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