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出版社内容情報
偶然にも魔領に入り込んだ鼓童と紅珠児。二人はそこで鎮天と名のる幼女と出会う。彼女は、鼓童が探している聖剣を見つけてやるという。鎮天は魔領の長である地竜で、魂だけが肉体を借り永遠に生き続けているのだった。三人は聖剣を探すため、翠領へ向かうが…。
偶然にも魔領に入りこんだ鼓童と紅珠児。そこで鼓童は、魔領の長・紅珠児と出会う。鎮天は、鼓童に聖剣の探索を勧め、紅珠児も一緒に現世に戻り、翠領に向かう。が、都は水に沈んでしまっていて、湖が広がっていた…。
内容説明
偶然にも魔領に入りこんだ鼓童と紅珠児。そこは、人間ではない存在が集う都だった。ふたりが食堂と思しき建物に入ると、長衣をまとった人物が現れ、鼓童に「おまえを待っている者が卵屋にいる」とささやき去つていく。鼓童が、言われた場所に行くと、鎮天と名のる幼女がいて、鼓童が探している聖剣を見つけてやる、という。鎮天は、姿かたちは幼かったが、魔領の長である巨大な地竜で、魂だけが肉体を借りて永遠に生き続けていたのだ。紅珠児の梅姫探索は、鎮天の出現によって見送られ、三人は、聖剣を探しに翠領へ向かうのだった…。