小学館キャンバス文庫 魔星鬼神伝〈４〉黄泉からの呼び声

早瀬 みずち【著】

小学館（1994/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 249p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094300741
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

充音にエイリアンがとりついたこと。そのエイリアンは、雛子の肉体に巣食っている鬼を追っていること。明日美は結城有香のピンチを救ったあとで、彼女に今までの全てを話し始めた。そして、明日美、充音、トキ、有香の4人は鬼との最後の戦いに臨む…。

やひろの姉だという少女しらに、弟・邦雄を殺され、自分も餌食になりそうになった結城有香だったが、鏡の中から出現した宮地明日美によって、難を逃れた。明日美は、今までの自分と藤原充音に起きたことを、有香に打ち明ける。そして、その原因となった宇宙人同士の戦いについても…。充音、トキと合流し４人は、かつて鬼が下り立った場所にやってきた。そして、最期の戦いが始まった……。

内容説明

「充音ちゃんは、もう本来の彼女ではないの。あの転校した日をさかいに、宇宙人が充音ちゃんのからだにもぐりこんでしまったんだもの。普通じゃ考えられない能力を、たくさん身につけたのよ。そして、そのエイリアンは、東宮さんの肉体に巣食っている魂を追ってるの。その魂も、宇宙人で…」。結城有香のピンチを救ってやった宮地明日美は、彼女にそう語り、これまで体験したこと全てを話し始めた。明日美らと“鬼”の最後の戦いが始まろうとしていた…。傑作ホラー・ファンタジー、ついにここに完結。