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出版社内容情報
歴史的因縁が現代に甦り、闇の戦いは続く!
古代から続く土蜘蛛と蜘蛛狩の戦いは、秘かに、現代まで続いていた。高一の真城八尋は土蜘蛛の裔。行方不明の姉を捜すべく上京。そんな時、首を噛まれての死亡事件が続発。その裏に八尋の一族に関わる重大事実が…!
内容説明
古、人の首を噛み命ごと生気を得ねばならぬため、土蜘蛛・国栖と呼ばれ、“蜘蛛狩”に追われた三輪一族。山間に隠れ、神宝を得て飢えは抑制され人を殺すこともなく、蜘蛛狩が消え…。現代、離村を望む者も…真城鈴鹿は二年前に上京、行方不明に。姉を捜すべく、長の息子で物書きの、神部夜刀の部屋に居候するのが高一の八尋。大学生・石上怜子は監視役。その頃、首を噛まれての死亡事件が続発。一族の者の先祖返り?さて八尋のクラスに天野響という転校生が。前夜、八尋は複数の暴漢から男を救った。天野はその目撃者!男…フリージャーナリスト・岸本が接近、ある製薬会社の奇怪な疑惑を話すが、姉もそこの研究員だった。
著者等紹介
朝香祥[アサカショウ]
10月生まれ。富山県出身、横浜市在住。『湖の瞳をしている』(集英社Cobalt掲載)にてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。