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出版社内容情報
星宿が彩賁帝となった日から始まった、母・猛太后の恐怖政治に悩み苦しんだ星宿の少年時代とは? そして星宿と鳳綺との恋愛の陰には、星宿の生き別れの兄との出会いと憎しみがあった!? 柳宿と鳳綺の友情話もあり。
内容説明
光源帝と美しい孟太后の間に生まれた星宿は、激しい皇位継承争いの中、親の愛も知らずに孤独な少年時代を過ごす。そして、14歳で彩賁帝となった星宿は、異母兄弟を片っ端から殺す母の恐怖政治に悩み続けた。その後、時は流れ、美朱と朱雀七星士が朱雀召喚に必要な神座宝を探す旅に出ている間、紅南国に残った星宿は恋に落ちる。相手は、後宮で柳宿と大親友であり、後に后となる鳳綺!!が、その恋愛の陰には、星宿の生き別れの兄との哀しくも激しい愛憎劇があった…。星宿の波瀾万丈の生い立ちと、柳宿が旅先から鳳綺に宛てた感動の手紙の数々を初公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和夜
10
《再読》こんな重大な話を本編で微塵も感じさせないなんて…狡いじゃないですか、星宿様。本編では気づいたら柳宿そっくりの人と結婚してた、ぐらいの勢いだったのに。裏ではこんな壮絶なことがあったんですね。『波乱万丈』の一言では済まない人生でしたね。それでも決して不幸ではなく幸せを感じることができた人生だったのが救いだと思います。鳳綺を愛して愛されて。よかったね。2016/08/23
ぽてぽて
5
【サイクル本】口伝で言い聞かせられていた朱雀の巫女に幼い頃より、恋慕であり救いを求め続けた皇帝星宿の、本誌では語られなかった巫女に対しての想いと皇帝としての人生。後に世継ぎを産む鳳綺との馴れ初めから朱雀召還の最後までもう一気読みしては泣いて、笑って、半分以上柳宿の本と言っても過言じゃないかもしれない(笑)ただのナルシストかと思いきや、凄い人生を送ってきた星宿。愛情の深さや忍耐力、懐の深さに惚れ惚れする程でした!2015/03/31
QU
3
鳳綺さんはたんに柳宿にそっくりなだけの子じゃなかったww
まき
3
実家の本整理にて。星宿と鳳綺、そして柳宿の話。後宮時代の話から朱雀の巫女が現れ、そして。こうして見ると星宿って結構大変な人生だったなと。
punto
0
追記。2009/03/01