出版社内容情報
シンプルにして研ぎ澄まされた、秋元康のストーリーに、繊細なタッチで描かれた秋元麻巳子の絵が、絶妙なハーモニーを奏でる再考の一冊、最後の最後まで、読者を惹きつける“なが?い、なが?い”愛のお話。
「パオニャーン」と鳴く、お鼻のなが?い“ぞうネコ”。自分の長い鼻を気にして、ノコギリで切ろうとしたり、引きこもったり…。その“ぞうネコ”が恋をした!エンディングまで読者を魅了するストーリーは、秋元康の独壇場。繊細な秋元麻巳子の絵と絶妙なハーモニーを奏でます。ちょっと切なくて、ほーっと暖かい気持ちが心に残る秋元夫妻初のコラボレーション作品。大切な人に、大好きな人に贈りたい一冊です。
著者等紹介
秋元康[アキモトヤスシ]
1956年東京都生まれ。作詞家。美空ひばり「川の流れのように」など数多くのヒット曲を生み出す。また、テレビ番組の企画・構成、映画監督、雑誌・新聞での連載など幅広い分野で活躍。著書も多数
秋元麻巳子[アキモトマミコ]
1966年福井県生まれ。3年間の芸能活動の後、’88年に秋元康氏と結康。以来、主婦業に専念する傍ら、執筆活動やイラストを発表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
49
【読メエロ部】小学館文庫は昔、女性有名人に絵本を書かせて出していた。中島みゆき、中谷美紀、優香、さとう珠緒、相川七瀬……本書もその1冊である。秋元康のどこが女性有名人なんだ!という方、表紙をよく見て欲しい。この絵本の絵を担当しているのは秋元康の奥さん、麻巳子夫人。かつて一世風靡したおニャン子クラブの高井麻巳子である。実は私はファンであった。高井麻巳子はスラッとした美人ながらパイオツが豊かで、中学時代の私を魅了した。秋元夫人になった時は目の前でシャッターが降りた気がした。そんな麻巳子夫人の絵は下手だった。2016/05/24
クマリカ
0
親から貰った体とか、飲みニケーションとか、昭和の大衆芸能文化の帝王らしい定番王道のわかりやすいストーリー。 大衆一般の受け入れられる消化力をけして越えてはこない安全ラインを心得てる。 逆に言えばへそ曲がりや特殊性癖やサブカルタコツボマイノリティ好きには毛嫌いされそう。 いわゆるマス=マジョリティの減った現在、電通や秋元やマスコミの古びた昭和思考もまたサブカルのひとつになってしまったと思う。2021/11/27
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