内容説明
朝刊やニュースを見るのが煩わしい、飲み会が面倒、異性に興味がなくなった、何もしたくない…こんな兆しが出たら要注意!真面目で完璧主義、責任感が強く多忙な人ほどウツになりやすいのだ。本書はウツに一番罹りやすい三〇~五〇代のビジネスパーソンに向け、各々の段階での対処法を解説する。発見法から治療法、会社や上司への対処法、各企業の対策、家族や周囲の人へのアドバイスまで、ウツ治療中の著者だからこそ、医学博士による助言や実体験を交えてわかりやすく説く。今や五人に一人がウツになる時代。ウツ体験も方法次第でキャリアに活かせるのだ。
目次
1 ウツを知ればこわくも恥ずかしくもない!(できるヤツだからこそウツになる!その背景を知ろう;何でウツに?治療法は?これさえ知ればこわくない!)
2 ひょっとしてウツ?発見法から治療法まで(ウツの前兆はジワジワとやってくる;つらくなったら迷わず病院へ!どんな治療が行なわれるのか;ここを乗り越えれば快方へ!「最悪期」とどうつきあうか;再発、自殺…いちばん注意したいのはよくなりかけの時期;仕事量、人間関係…“ウツ後”の正しい働き方)
3 職場にウツの社員がいたら…上司、同僚はどうする?(デキる部下がウツになった!そのとき、あなたは!?;デキる同僚がウツになった!そのとき、あなたは!?)
4 時代があなたを呼んでいる!ウツ体験をキャリアに活かせ!!
著者等紹介
上野玲[ウエノレイ]
1962年東京生まれ。フリーライター兼編集者。早稲田大学第一文学部卒。三五歳のときにウツを発症し、現在も治療中
江花昭一[エバナショウイチ]
東北大学医学部卒業。医学博士。現在、横浜労災病院心療内科部長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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