小学館文庫<br> 「忘れる脳」の構造改革

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小学館文庫
「忘れる脳」の構造改革

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094185713
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0195

出版社内容情報

 アタマの良し悪しは先天性なのか? 記憶力がいいことはアタマがいいことと同じだろうか? 丸暗記はほんとうに有効な記憶になるか? 心は心臓ではなくて脳みその中にあるのか? 物忘れはどのようにして起きるのか? 私たちが日夜悩む素朴な脳の疑問に、ベテラン脳生理学者がわかりやすく答え、「記憶」のメカニズムの不思議に挑む。覚える、忘れる、間違えるという機能の仕組みから記憶法まで解き明かす脳の活性化読本。どこでなにがどう「わかる」のか、知りたいあなたに奨める1冊。●文庫書き下ろし

内容説明

アタマの良し悪しは先天性なのか?記憶力がいいことはアタマがいいことと同じだろうか?丸暗記はほんとうに有効な記憶になるか?心は心臓ではなくて脳みその中にあるのか?物忘れはどのようにして起きるのか?私たちが日夜悩む素朴な脳の疑問に、ベテラン脳生理学者がわかりやすく答え、「記憶」のメカニズムの不思議に挑む。覚える、忘れる、間違えるという機能の仕組みから記憶法まで解きあかす脳の活性化読本。どこでなにがどう「わかる」のか、知りたいあなたに奨める一冊。

目次

第1章 人間を司る脳
第2章 「パブロフのイヌ」から学ぶこと
第3章 間違え方のいろいろ
第4章 忘れ方のいろいろ
第5章 覚え方いろいろ―記憶法のさまざま
第6章 わかり方いろいろ―なにがどうわかるのか?
第7章 競争原理という神話を越えて

著者等紹介

千葉康則[チバヤスノリ]
医学博士。1925(大正14)年東京都墨田区生まれ。京都大学医学部卒。専攻は脳生理学、行動科学。京都大学医学部助手を経て、山口医科大学、法政大学などで教える。法政大学名誉教授。知能研究所所長。日本生理学会、日本健康科学学会、たばこ問題を考える会各会員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハル

6
忘れる、間違えるがなぜ起こるのか。どうしたら防ぐことができるのか。それに悩まされ過ぎて遂に脳科学に着手。未知の領域も多い、難しいテーマだが分かり易く纏めていると思う。そして興味深く面白い。やっぱり生命って凄いもんだと感動する。脳は命が生き延びるために働く。わかる、覚えるは勿論、忘れる、間違えるも必要な機能として備わっていること。記憶、から想起するものは意識ある言語記憶で、筋肉や内臓の経験も非言語記憶として脳に刻まれていること。意外な事実に出会う喜びと興奮の読書。もう少し掘り下げてみたいテーマだ。2019/06/23

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