出版社内容情報
喘息やアトピーなどさまざまな疾患に苦しんできた著者が、ふつうの体調を取り戻した日常生活でできる呼吸法の実践ノウハウ。さらに精神修養にも役立ち、心の健康も得ることができます。
喘息やアトピー、胃腸病などさまざまな疾患に苦しんできた著者は、三十代半ばで呼吸法の訓練を始め、一気にふつうの体調を取り戻した。さらに全身の気を腹に集中して物事を考えることで、精神修養にも役立ち、心の健康も得ることができた。 呼吸法の普及をライフワークにする著者が、そんな自らの体験をふまえて伝える、日常生活でできる呼吸法の実践ノウハウ。●文庫書き下ろし
内容説明
人間は「頭の人」「胸の人」「腹の人」と大別できる。「頭の人」はいわゆる頭のいい人だが、人生、頭のよさだけでは解決できないことが多々ある。「胸の人」は努力家。だが、がんばりすぎて挫折してしまうことが多い。一方、「腹の人」とは自然、さらには大宇宙のいのちにつながっている人間のことである。というのも、腹はいのちそのものを力強くはたらかせる基点となっているからだ。「腹の人」になれば、「頭の人」も「胸の人」も、それぞれがもつ能力を十二分に開花させることが可能になる。そして「腹の人」になるには、何より呼吸を変えるべきなのだ。
目次
第1章 古くから日本に根づいている腹の文化(私が丹田呼吸法を始めた理由;危機感をもち、調和道協会の門をたたく ほか)
第2章 「腹の人」をめざす(数分間も息を止めたら生命の危機にさらされる;呼吸は姿勢のあり方に深く関連している ほか)
第3章 「腹の人」列伝(「腹」はその人間の総合力を象徴する;武士道精神をもって気概を示した明治人 ほか)
第4章 病気を予防し、治す丹田呼吸法(人間の自然治癒力を増進する丹田呼吸法;丹田呼吸法と「生命場」との関係が医学的に実証された ほか)
第5章 腹を錬る―丹田呼吸法を修める(丹田呼吸法は初心者でも簡単にできる;大切な「上虚下実」をまず理解する ほか)
著者等紹介
鈴木光弥[スズキミツヤ]
社団法人調和道協会理事。幼いころから苦しんだ喘息を丹田呼吸法で克服した経験をもつ。長く丹田呼吸法を実践し、同時に普及活動に取り組む
帯津良一[オビツリョウイチ]
日本ホリスティック医学協会会長。帯津三敬病院名誉院長。調和道協会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
fergie
doitnow420