出版社内容情報
本当においしい野菜を食べたければ自分で作るしかない
"野菜が美味しくなくなったのは、いつ頃からだろうか?""飽食の国""の""食材の貧困""を痛感した著者が、利根川の右岸にわずかな菜園を借り、本物の野菜作るべく大奮闘。少年時代に食べた野菜の味の記憶をたよりに、畝を立て、種を蒔き、大切に育てる。そして、収穫した泥野菜の美味しい食べ方を求めて料理する。また、時に野菜の表情を詩に詠み、自然と戯れる喜びを謳う。古き良き時代の味を思い起こさせる、良質の菜園生活エッセー。●文庫書き下ろし"
内容説明
「飽食の国」の「食材の貧困」を痛感した著者が、利根川の右岸に六十坪ほどの菜園を借り、本物の野菜を作るべく大奮闘。少年時代に食べた野菜の味の記憶をたよりに、畝を立て、種を蒔き、草を抜き、大切に育てる。そして収穫した泥野菜のさらなるおいしい食べ方を求めて料理する。日本の良き時代を思い起こさせる、菜園生活エッセイ。
目次
蕗
空豆
馬鈴薯(ジャガイモ)
辣韮
胡瓜
茄子
茗荷
枝豆
赤茄子(トマト)
玉蜀黍〔ほか〕
著者等紹介
藤田泰正[フジタヤスマサ]
1949年三重県生まれ。日本大学法学部新聞学科卒業。72年トリオ株式会社(現ケンウッド)にコピーライターとして入社。85年から、ヨーロッパ、北アフリカ、東アジア、北アメリカ、オセアニアなどを広告取材のため歴訪。その間広告ディレクターとして数々の作品を制作し、講談社の雑誌広告賞銀賞受賞、JR EASTポスターグランプリ’95入選などがある。2001年にケンウッドを退社、執筆活動を開始
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