出版社内容情報
辻留。1月のお節から12月の師走膳の作り方
一月のお節は伝統としきたりの心を大切に、二月には寒さの中に春の訪れを待つ心で、三月雛の節句には春の華やいだ気分を盛り込み、四月は花見の膳は春の寿ぎ。五月の膳では季節を五感で感じ、六月には涼感をポイントにし、七月は冷たさと温かさの取り合わせを考え、八月にはご先祖を迎える精進料理。九月の膳で暑さに疲れた心身をいやして、十月には実りの秋の滋味を味わい、十一月の膳で冬を迎え、十二月師走の膳に一年の感謝をこめる。季節を彩る十二か月の行事を中心に、おもてなしの心をこめた料理の作り方。食文化の真髄を伝える書下ろし。
内容説明
一月のお節は伝統としきたりの心を大切に、二月には寒さの中に春の訪れを待つ心で、三月雛の節句には春の華やいだ気分を盛り込み、四月花見の膳は春の寿ぎ。五月の膳では季節を五感で感じ、六月には涼感をポイントにし、七月は冷たさと温かさの取り合わせを考え、八月にはご先祖を迎える精進料理。九月の膳で暑さに疲れた心身をいやして、十月には実りの秋の滋味を味わい、十一月の膳で冬を迎え、十二月師走の膳に一年の感謝をこめる。季節を彩る十二か月の行事を中心に、おもてなしの心をこめた料理の作り方。食文化の真髄を伝える書き下ろし。
目次
睦月―伝統としきたりの心にふれる
如月―寒さの中に春の訪れを待つ
弥生―春の華やいだ気分を盛り込む弥生の膳
卯月―春爛漫の花の下、春を寿ぐ思いを盛り込む
皐月―目に青葉、のさわやかな季節を五感で感じる膳
水無月―梅雨のうっとうしさを吹き払う涼感をポイントに
文月―夏祭りの季節、五穀豊穣を祈っていただく
葉月―ご先祖を迎える日の精進料理
長月―秋の訪れを告げる月見の膳
神無月―実りの秋の滋味を味わう膳
霜月―温もりを添えたもてなしで冬を迎える膳
師走―一年の感謝を込める師走の膳