出版社内容情報
朝日のコラム「EYE」が報じたプロたちの「瞬間」。
「センテンスは短く、余分な形容詞は使わない。文章全体に抑揚が効いていて、しかし行間から立ち上がるイメージがある。文章の専門家でもない僕が、こんなことを書くのも恥ずかしいのだが、僕のピッチングと彼の文章は、確かに、同じ時代の空気を吸って、息づいていたのかもしれない。(中略)もう以前のように、毎日顔を合わせるような関係ではなくなった。しかし、同じ修羅場をくぐった「戦友」のような感情が、彼にはある」。(江川卓「解説」より)
内容説明
センテンスは短く、余分な形容詞は使わない。文章全体に抑制が効いていて、しかし行間から立ち上がるイメージがある。グラウンドには人生がある!朝日新聞名物コラム「EYE」に、もう一つの名コラム「閑話休題」を併せた名物記者の野球点描。
目次
第1章 空振りの美学
第2章 存在をかけた一球
第3章 夕映えのベテラン
第4章 監督という職業
第5章 あの夏の主役
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
30
記事的には古いのですが、当時の球界の様子がわかって楽しかったです。懐かしい名前が沢山出てきます。2016/01/29
たーくん
9
再読→→→センテンスは短く、余分な形容詞は使わない。文章全体に抑制が効いていて、しかし行間から立ち上がるイメージがある。グラウンドには人生がある!朝日新聞名物コラム「EYE」に、もう一つの名コラム「閑話休題」を併せた名物記者の野球点描。 2018/05/02
barcarola
2
いろいろと懐かしい名前が……。「いい話」に偏っていない点が評価できる。2017/03/26
hawksv1
0
話は90年代だが今読んでも面白い。 当時のスポーツ新聞に連載されていたようだが、色々なチームにスポットライトが当てられていて面白い。 あまり偏った見方をしていないし、媚を売っているわけでもない。 続編があったら読みたい。2012/04/26
耄碌先生
0
★★★☆☆70点2023/07/09