出版社内容情報
海外での経営活動、技術開発のヒントがいっぱい。
戦後ゼロから出発した企業を、「世界のホンダ」といわれるまでに育て上げた、創業者・本田宗一郎。日本人として初めて、アメリカの自動車殿堂入りを果たすなど、海外での評価の高い経営者であった。それは、独自の技術を開発した功績によるのはいうまでもないが、国際社会の一員として経済活動を続けてきたからである。いまや国際社会の仲間入りを果たした日本人にとって、またとないヒントを与えてくれる書である。
目次
第1章 友達―人間として経営者として、他人を認めることから始まっている
第2章 独創と模倣―独創を追求し続けた技術屋魂
第3章 会社と組織―「親父さん」と慕われた経営哲学
第4章 国際化―世界を相手にする心構え
第5章 現代に生きる―天真爛漫に生きる人生
第6章 父を語る 本田博俊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
20
組織は人間、お客様の要望に応えるサービスが重要、自分たちの生活を楽しむために働け等々。至極当たり前だが、日々意識して実践することは意外に困難。一番気に入ったのは「不調和というのは調和に転化する一つの要素である」という発言。2021/02/22
力丸
1
豪放磊落だが細やかな気配りができる方、そういう人柄だから人が彼の許へ集ったのであろう、 ただいつも陰日向で支えていた奥様とビジネスパートナーの藤沢氏の存在も大きく、決して忘れてはならない。2022/04/02
Akira Kamioka
1
テレビで松下幸之助など偉人?経営者の中でかなりダントツの高評価だったので、どんな人なのか知りたくて読んだ本。 かなりデキル人間でオモシロい人だったみたい。こんな人の下なら仕事も遣り甲斐あるだろうね。 ただ、読み終わったら今の自分の上司や職場がダメ過ぎるのがハッキリしてしまい仕事が前よりツラくなった…w2012/07/30
もと
0
尊敬2014/07/17
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