内容説明
増殖するバカ親、蔓延するダメ教師。給食費不払いからいじめ問題に至るまで、教育現場の惨状はもはや子供たちの学力低下だけにとどまらない。まず叩き直されるべきは無責任な大人たちだ。もう黙ってはいられない!待ったなしの状況に、“暴走族あがり”の人気ナンバーワン古文講師だった吉野敬介がついに立ち上がった!受験ど真ん中の子供たちと本音で向き合ってきたからこそわかる教育現場の実態。とりわけ親バカならぬ、バカ親たちが子供たちをダメにするんだ。まずは現場の声を聞け。これがオレの教育改革マニフェストだ。
目次
第1章 バカ親に喝!(友達親子って何だよ!;給食費踏み倒しは犯罪だろっ! ほか)
第2章 出てこいっ!ダメ教師(教師はほかの職業と違って当たり前;親に口出しさせない努力をしろ ほか)
第3章 教師だって、批判ばかりじゃ育たない(合わない担任教師とうまく付き合う方法;親と教師の連携プレー ほか)
第4章 現場の声を聞け!(「教育の危機」の本質は何だ?;子供に勘定書きを押し付ける大人たち ほか)
第5章 教育改革マニフェスト(どうする今後の教育;文部科学省の「教育の構造改革」 ほか)
著者等紹介
吉野敬介[ヨシノケイスケ]
1966年神奈川県生まれ。元代々木ゼミナール古文講師。國學院大学卒業。元暴走族特攻隊長という異色の経歴を持つ。2007年1月末、十六年間人気ナンバーワン講師として活躍した代々木ゼミナールを退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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拳児
1
教育は、皆が色々な意見を持ち、日本の美徳であった、他人の子供でも悪いことをしたら叱る、という行為も、「余計なお世話」、と考える人の多さに、行き詰まっている。道徳の必修に反対の意見を述べているが、私は道徳は教えるべきだと思う(すでにこの時点で私と作者の意見が違っている!)。その時は解らないかもしれない。しかし、後で解り、思い出すときが来るかもしれない。それで良いと思う。とにかく、色々な意見があるだろうが、真剣に議論すべきだろう。その時間違っていても、議論する中で意見を変えるのは、恥ずかしい事ではない、と思う2014/06/25
ちゃん太郎
0
教師は苦労をし、苦悩の日々を過ごした人でないと務まらない 家庭で三食バランスの良い食事、身の回りを清潔に保つ、精神衛生上欠かせないことを継続すること。家庭再生が教育に即効性を持つ2020/03/14