STORY BOX〈vol.19〉七色

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094120219
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『神様のカルテ』の夏川草介氏、特別掲載!

今号の巻頭は、デビュー作『神様のカルテ』が大ヒット中の夏川草介さん。昨年「STORY BOX JAPAN 青森へ」に登場した、あの偏屈民俗学者が主人公の読み切り小説を一挙掲載しました。
このほか、森見登美彦さんの新連載「モダンガール・パレス」の2回目。また、毎回読み切りのあさのあつこさん「結婚」、仙川環さん「誤飲」など、人気作家の小説が目白押しです。

著者等紹介

夏川草介[ナツカワソウスケ]
1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県の病院にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。同作は2010年本屋大賞第二位

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部大学院修了。2003年『太陽の塔』で第十五回ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞

仙川環[センカワタマキ]
1968年東京都生まれ。大手新聞社で医療技術、介護、科学技術等の取材をしながら小説を書き、2002年に『感染』で第一回小学館文庫小説賞を受賞。その後執筆活動に専念

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒。91年『ほたる館物語』でデビュー。97年『バッテリー』で第三十五回野間児童文芸賞受賞

五條瑛[ゴジョウアキラ]
1999年『プラチナ・ビーズ』でデビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第三回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

9
夏川草介氏の「七色」が特別掲載。読んでみれば既刊『青森へ STORY BOX JAPAN Nov.2010』に掲載された「寄り道」と同じく東々大学准教授・古屋神寺郎とそのゼミ生・藤崎千佳コンビもの。前作は青森が舞台で心地よい余韻を残す作品だった。もっと読みたいと思っていたが願いが叶った。僥倖に恵まれ幸せである。森見登美彦氏の「モダンガール・パレス」が第二回目にして私の心を鷲づかみ。早く続編が読みたい症候群、森見中毒発症中!「限界集落株式会社」「偏差値70の野球部」がラストスパート、グイグイ読ませる。 2011/05/28

ツキノ

4
いちばん最後に読んだ「七色」がめっちゃよかった。こちらも連載→コミック化→映画化 になりそうな予感。2011/05/02

mawaji

3
東海道新幹線の車中、新横浜の手前で読了。夏川草介の「七色」、今回も面白かった。京都から帰って来たばかりだけど、また今度は紅葉の季節に行ってみたくなりました。「誤飲」、今回もいい話かなと思っていたら最後はビミョーな展開で楽しめました。2011/05/03

あずき

3
「誤飲」シリーズが初期から絶妙なラインを行ってて好きです。夏川草介の「七色」は青森特集からのキャラでの京都。素敵なお話でした。「偏差値〜(ry」は毎回飽きない。ピッチャーとバッターの心理戦の統計学と経験学に対し、誰かヒカルさんに反論してくれwつか、「候補」が連載15回目にしてまだまだ先が読めないってのもスゴい。「限界〜(ry」はピンチ〜恋愛模様まで色々と赤裸裸に...あえてモリミ〜にはノーコメントで、また次回に期待です。2011/03/23

レモンケーキ

2
夏川草介さんの七色が読みたくて。 以外なstoryでしたが、古いものが残っていたり、自然が本当に美しい場所というのは、そういうことも起こり得るとなぜか納得させられるものがあります。現実世界の中での避けられないどうでもいいモヤモヤと、それを客観的にみた第三者からの素直な言葉が生み出す原動力2019/04/17

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