出版社内容情報
子どものころ、♪運転手は君だ、車掌は僕だ♪と歌いながらひもを持って走った。乗客役の子が乗り降りするたびに「チンチン」と言いながら…。懐かしの路面電車に乗りに旅に出る、そんな心の余裕はあなたにありますか？
明治二十八年二月一日、日本で初めて路面電車が走ったのは、京都だった。それから百年余、不況や戦争、モータリゼーションの荒波をくぐって衰退していった「チンチン電車」が、いま見直されてきている。路面電車を核にして活性化を図ろうという都市計画もでてきているのだ。そんなカタイ話はともかく、休みの日に路面電車に乗るのもまた一興。まだまだ路面電車が走っている街があるのだ。路面電車に乗って窓から街を眺めていると、なぜか人にやさしくなれるような気がしてくる。懐かしの路面電車に乗りに旅にでる、そんな心の余裕が、あなたにありますか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲雀丘 正雀
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路面電車の魅力を紹介する本。路面電車の歴史だけじゃない、日本の路面電車は最古参から新型まで様々で写真だけでは語れないことだらけ。実際に走っている町まで行って見てみるのもオススメですがその際の参考書になればと思います。2018/12/28
