小学館文庫<br> 土門拳 腕白小僧がいた

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小学館文庫
土門拳 腕白小僧がいた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094114256
  • NDC分類 748
  • Cコード C0126

出版社内容情報

昭和20年代後半から30年代初頭、日本中に貧しいけれど元気いっぱいに遊び回るこどもたちが溢れていた。土門拳が彼らの中に溶けこんで、生き生きとした仕草や表情を捉えた傑作の数々を、土門自身のエッセイとともに収録。

土門拳は昭和20年代後半から30年代初頭にかけて、精力的にこどもを撮影した。みな貧しいけれど、生き生きと目を輝かせて遊ぶこどもが町に溢れていた時代。土門はとりわけ東京の下町のこどもを愛し、彼らの中に溶け込んで、その仕草や表情をみごとに捉えたスナップを数多く残した。 それらを収めた「東京のこどもたち」、戦前の代表作を含む「日本各地のこどもたち」、昭和35年の発表当時、大きな話題となった名作「筑豊のこどもたち」の3部構成による土門拳の写文集第4弾。

内容説明

土門拳は昭和20年代後半から30年代初頭にかけて、精力的にこどもを撮影した。みんな貧しく、でも生き生きと眼を輝かせて遊ぶこどもが町に溢れていた時代。土門はとりわけ東京の下町のこどもを愛し、彼らの中に溶け込んで、その仕草や表情を見事にとらえたスナップを数多く残した。それらを収めた「東京のこどもたち」、戦前の代表作を含む「日本各地のこどもたち」、昭和35年の発表当時、大きな話題となった名作「筑豊のこどもたち」の3部で構成する土門拳写文集第4弾。

目次

下町のこどもたち
路地ですべてを学んだ(群ようこ)
日本のこどもたち
こどもの心で撮った父の写真(池田真魚)
筑豊のこどもたち
時代を超えたメッセージ(柳田邦男)

著者等紹介

土門拳[ドモンケン]
1909~90年。山形県酒田市生まれ。1935年、日本工房に入社、報道写真家としてスタート。40年、古寺の撮影を開始。戦前戦後を通じ、寺院の建築・仏像を撮り続け、『古寺巡礼』をライフワークとする。50年カメラ雑誌の月例審査委員になり、アマチュア写真家を指導、リアリズム論争を巻き起こす。53年『風貌』、58年『ヒロシマ』、60年『筑豊のこどもたち』刊行、大きな反響を呼んだ
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘭奢待

22
土門拳は天才だということが良く分かる。子供の天真爛漫な一瞬の表情をとらえた写真。それもピント、露出はもちろん、影、背景、所作、服装、構図など実にこまやかな部分まで見せる写真ばかりだ。遊びに興じる作り物ではない笑い顔、紙芝居をのぞき込む真剣な顔。一人一人の表情、髪、服装、履物といったものの表現がすごい。 筑豊の子供たちは、「追われゆく坑夫たち」を読む前と、読んだ後とでこの写真集の見え方がかなり違う。辛い。2018/11/25

かおる

9
ようやく手に入った待望の土門拳の写真集。泣いても笑っても活き活きした子どもたちの表情が良い。ただ「筑豊のこどもたち」の中に撮られた閉鎖された炭鉱の少女るみえちゃんの表情を見ると、心痛む思いがする。戦後の貧しい社会の中にあって、身なりはぼろぼろなのだがすべてを剥きとったら本質は今のこどもたちと変わりないはず。しかし「かつて撮ったようなこどもの写真はもう撮れない」と語る(1977年12月28日「日本経済新聞」)。これからも社会のゆがみや風潮を背負って子どもたちは生きていくんだろうな。2024/03/21

yk

9
このサイズでまとまっていてよかった。筑豊のこどもたちは以前見たけどやっぱり印象に残る。こういう写真は当たり前だけど二度と撮れないわけで、でも撮っていたときにはそう思っていなかったのだと1977年の時点で書かれていた。本当に貴重な写真だと思いました。2022/01/10

kuukazoo

8
時代が違うからと言ってしまえばそれまでだし、いい悪いの問題ではなく、明らかに今の子どもたちとは全く違う身体で、それだけでもう見ていて飽きない。今が今でなくなる寸前の瞬間を捕まえ続けた土門拳の偉業にただ感服するのみ。この本の写真の全ての子どもたちが幸せに生きたことを祈りたい。2019/02/17

雨巫女

8
最初の土門作品は、「筑豊のこどもたち」でした。まだ、貧しそうだけど、子供達の表情はイキイキしてる。2010/09/04

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