出版社内容情報
ベストセラー『考えない練習』、待望の続刊
寂しさ、不満も練習で直せる。
日常生活のなかで簡単に実践できる25のシンプルな心のトレーニングを収録。自ら作ってしまった「悩み多き自分」と今すぐサヨナラしよう。
ブッダという「古代の偉大な先生」の教えは数多い。
本書はその中でも特に現代社会で役立つメッセージを集め、
わかりやすく実践的なレッスンに進化させた。
ここで示される25の心構えは、
様々な場面で、まさに苦しまない毎日を実現してくれる。
各項目で掲載した人気漫画家・鈴木ともこさんの
書きおろし4コマ漫画が大好評。
小池 龍之介[コイケ リュウノスケ]
著・文・その他
内容説明
寂しさ、不満も練習で直せる。ブッダにならう苦しみの解決法25。各項目の人気漫画家・鈴木ともこさんの4コマ漫画も好評。大きな支持を得た『考えない練習』に続く、「練習シリーズ」第二弾が待望の文庫化。
著者等紹介
小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年生まれ。山口県出身。僧侶。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職。正現寺(山口県山口市)住職。東京大学教養学部卒。自身のウエブサイト「家出空間」開設やお寺とカフェの機能を兼ね備えた「iede caf´e」を展開し、異色の僧侶として注目される。現在は自身の修行のかたわら、著作活動や、月読寺、正現寺、朝日カルチャーセンターなどで一般向け坐禅指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
63
「この瞬間を生きる」のなかでの私たちは本当に充ちたりて幸せだとおもうのは「今やっていること」に集中している時という言葉は共感できる。2015/04/18
かおりんご
50
自己啓発本になるのかな。仏陀の教えをもとに、どうやったら心おだやかに生活できるかが書かれています。怒りをためない、感情に惑わされない、今に目を向けて未来や過去に囚われない。できるところから、始めてみます。内容を自分のものにするためには、何度も読み深めた方がよい本です。2015/06/22
baboocon
32
小池龍之介さんの本を読むのは久しぶりだが、今の自分にはぴったりの本だった。苦しみは外部から来るのではなく、外部からの刺激を受けて心が勝手に生み出すもの。あるがままの現実を受け容れてそれに集中する。他者も家族も自分自身もありのままを認識して執着しないこと。生活の様々な場面で思い当たるふしが沢山あり、耳が痛い。本書で紹介されているブッダの教えは容易ではないけれど、少しずつでも実践していこう。2014/01/06
りえこ
30
とてもわかりやすく、読んでいるだけで気持ちが落ち着きます。受け入れる。2017/04/11
KAKAPO
26
>今やっていることを心の中で常に認知し、ありありと感じること。これが本来の意味での「考えない練習」です。そして実は、これが瞑想なのです。無意識の行為を一切消滅させていく、この時間を増やしていくと、そのまま修行者になります……。私も含めて、修行をしたことがない人は、座禅や瞑想によって「無我」になれるなんて思っていないのではないでしょうか?何かをしている時も、心には、後悔や心配が渦巻いて、集中できていないのではないでしょうか?瞑想への第一歩は、今していることを意識して、意識できることを拡張することのようです。2019/02/02