出版社内容情報
ホームドラマの名手が綴る不器用女の一代記
30年前に放送され、テレビ史上最高の平均視聴率52.6%を記録した『おしん』は現在も世界中の国々で放送され続けている日本を代表する不朽の名作です。
激動の時代を、辛苦に耐えながら不器用に、そして愚直に生き抜いた「おしん」の生きざまは、著者が歩んだ88年の人生そのもの。
しかし、著者はそんな苦難の日々さえ、懐かしむように笑顔で振り返ってしまいます。
ここでは、「夫婦喧嘩の心得」「嫁姑の賢い距離」「生涯現役の秘訣」「ブスの矜持」…女性が明るく楽しく元気に生きるための知恵を、ホームドラマの第一人者ならではの視点で軽やかに綴ります。
今秋(10/12~)映画としても蘇る「おしん」の心には、女性が元気になれる人生哲学がぎっしりと詰まっています。
気持ちがちょっと塞いでしまったとき、自分に自信が持てなくなったとき、誰かを信じられなくなったとき、ぜひ本書を開いてみてください。愛くるしいおしんの笑顔が、胸の中で大きく広がることでしょう。
内容説明
「たとえ歳をとっても、その人だからこそできることが、どんな人にも必ずある」―おしんの生きざまに重なる著者の言葉には、ハッとさせられる味わい深い人生哲学がいっぱい。辛苦を厭わず、不運さえ味方に変えながら、明るく今を生き、未来を切り開く女の覚悟と度量とは?「夫婦喧嘩の掟」「嫁姑の適正距離」「生涯現役の健康法」「ブスの矜持」…当代随一の人気脚本家が、波瀾万丈の人生から学んだ生き方と老い方のヒントを、おしんの名前にちなんだ「真」「信」「心」など12の文字に重ね合わせて綴る痛快エッセイ。
目次
真―真心を込めて毎日を生きていますか?
芯―揺るぎない芯を持っていますか?
信―譲れない信念がありますか?
親―親子の関係をわきまえていますか?
心―心に鬼を飼っていませんか?
深―深謝する気持ちを忘れていませんか?
慎―慎みという女の武器を知っていますか?
神―あなただけに見える神様がいますか?
身―健康な身体を保つ努力をしていますか?
伸―伸び縮みの人生を楽しんでいますか?
辛―辛抱という名の灯りをともしていますか?
新―新たな自分探しをしていますか?
著者等紹介
橋田壽賀子[ハシダスガコ]
1925年5月10日生まれ。『おんな太閤記』『春日局』『おしん』『渡る世間は鬼ばかり』『春よ、来い』『なるようになるさ。』など、これまで二百本超のドラマ脚本を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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