出版社内容情報
聖地を巡る写真家が写真と文で綴る伊勢神宮
<自然に畏敬の念を持ち、様々なことを通じて自然の一部になることを示してくれる伊勢神宮から、私は宇宙を感じる。それは大きく、たおやかな世界観。日本元来の調和の精神と包容力は、この先、世界にとって、とても大切な光となるであろう>(本文より)~ニューヨーク滞在中に目の前で同時多発テロを目撃し、衝撃のあまり写真を撮ることができなくなってしまった写真家・稲田美織。その後世界中の聖地を巡る旅を続け、最後に辿り着いた母なる国「日本」。導かれるように訪れた「伊勢神宮」を撮り続けることによって、世界に類を見ない「本物の日本」に気づかされる。その本質を美しい写真と文章で直感的に綴った一冊。「神様」とは何か。伊勢神宮が2000年の時をかけて、日本人そして人類に伝えようとしていることは何か。読んで、見て、感じさせてくれるオールカラーのヴィジュアル文庫。一章、伊勢神宮とは。二章、神宮にみる衣食住。三章、神様の山。四章、神宮の祭りと式年遷宮。
【編集担当からのおすすめ情報】
聖地巡礼。そして同時多発テロの目撃。伊勢神宮に辿り着くべくして辿り着いた写真家の撮る写真はまさに奇跡の瞬間。めったに出会うことのない雪の伊勢神宮や宇治橋にかかる虹、美しすぎる朝焼けの山々など、まさに人為を超えた「なにか」を感じてしまう。一方文章は「古事記」における神様の話から、式年遷宮の意味まで、初心者にもわかりやすく綴られています。。
内容説明
ニューヨークで同時多発テロを偶然目撃した著者は、衝撃で写真を撮ることができなくなる。その後、訪れた伊勢に触発され、魂を取り戻していく過程を美しい写真と文章で直感的に綴る。二十年に一度の「式年遷宮」を迎える伊勢神宮とは何か。二千年続く聖地からのメッセージを読んで見て感じるヴィジュアル文庫。
目次
1章 伊勢神宮とは(百二十五社の総称である神宮;伊勢神宮の始まり ほか)
2章 神宮にみる衣食住(農業国・日本の神様;神代から続く機織 ほか)
3章 神様の山(神宮の広大な森林;四季の彩り ほか)
4章 神宮の祭りと式年遷宮(年間千五百もの祭り;神嘗祭と清らかな闇 ほか)
著者等紹介
稲田美織[イナタミオリ]
多摩美術大学油絵科卒業後、一ツ橋中学校で教職を務めた後、NYを中心に活動。ハーバード大学、NY工科大学はじめ、世界中で個展を開催。MOMAやイスラエル美術館でも展覧会に出品。偶然目撃した9・11同時多発テロに衝撃を受けて、以来世界中の聖地を巡り続ける。2006年から伊勢神宮を撮影しはじめ東京国立博物館の大神社展では写真を展示(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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