出版社内容情報
妖しの教団を暴く! 醇堂シリーズ第3弾
遠山金四郎の懐刀、多々羅醇堂が活躍する影御用シリーズ第3弾。巨大な犬に乗った美少年の教主が率いる『あしは教』は雨乞いの御利益があると江戸で大人気を博していた。その裏で世直しを称して殺戮を繰り返す盗賊団との危険な影が重なり合う。
内容説明
遠山金四郎の懐刀、多々羅醇堂が活躍する影御用シリーズ第三弾。巨大な犬に乗った美少年の教主が率いる『あしは教』は雨乞いの御利益があると江戸で大人気を博していた。そんな折、醇堂と些細な縁が出来た母子が何者かに惨殺される。母が死際に口走った言葉と、血にまみれた「小名浜」という紙片。事件を追っていくうちに辿り着いたのは島原の乱をめぐる秘密と「てろうる」を企む闇の集団だった…。快男児醇堂がはびこる悪を殲滅していく、痛快な時代小説。
著者等紹介
谺雄一郎[コダマユウイチロウ]
1946年静岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。出版社で雑誌編集に携わった後、文筆業に。編集者時代、隆慶一郎、池宮彰一郎、安部龍太郎らのデビューに関わった。処女作『十三人の刺客(小説版)』は大きな話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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