小学館文庫<br> かすてぃら―僕と親父の一番長い日

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小学館文庫
かすてぃら―僕と親父の一番長い日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094088359
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

さだまさし初の自伝的実名小説、遂に文庫化

昭和30年代、長崎。カステラの香りに包まれた記憶の中には、明るくて,ちょっと迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、振り回された家族の姿があった――。シンガーソングライターとして作家として、家族を巡る珠玉の名作を紡いできたさだまさしが父に捧ぐ、「もうひとつの“精霊流し”」。2012年4月10日、自身の還暦誕生日に上梓された、著者初の自伝的実目小説が遂に文庫化。7月7日からNHKBSプレミアムドラマにて遂に連続ドラマ化(主演・遠藤憲一、脚本・羽原大介『パッチギ!』『フラガール』他)。この夏、日本中の涙を誘います。

【編集担当からのおすすめ情報】
今年7月17日、18日に前人未踏の4000回目のコンサート(武道館)を迎えるさださん。シンガーソングライター、小説家、MCとしてますますパワーアップする氏の記念碑的作品の文庫化です。。

内容説明

年末の全国コンサートツアーの間隙を縫って病床の父を見舞う日々。その脳裏に甦る、昭和三十年代、復興から笑顔が戻った長崎、十二歳でひとり上京した下町の人間模様―。カステラの香りとバイオリンの調べに包まれた記憶の中心には、報われず、辛酸を舐め続けても底抜けの明るさで乗り切っていく、身勝手で傍迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、振り回され続けた家族の姿があった。シンガーソングライターとして作家として、家族の風景、時間と季節の移ろい、いのちの煌めきをテーマに珠玉の名作を紡ぎ続けるさだまさしが父に捧ぐ、初の自伝的実名小説。

著者等紹介

さだまさし[サダマサシ]
1952年、長崎県生まれ。73年、フォークデュオ・グレープとしてデビュー。『精霊流し』が大ヒット。76年、ソロデビュー後も、『雨やどり』『関白宣言』『親父の一番長い日』『北の国から』など数々のヒット曲を生む。二十一世紀に入って小説家としての活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

91
最近音楽ソフトを整理しがてら、まっさんの曲をまとめて懐かしく聴いていたので、このエッセイを。さだ父が中国で映画を撮ったりして28億もの借金をこさえ、それをまっさんがそれこそ死ぬほどコンサートをして完済した、と言う豪快な話は有名だけれど、お父さんが危篤になり、東京と長崎を往復しながらお父さんのことを思い出し語るエッセイ。すごい逸話がどんどん出てきて、まっさんもすごい人だけど、お父さんは経歴も来し方も、ほんとにすごい人だったんだなあ。日本の父がついつい頭に浮かんで、これからもずっと元気でいてね、と呟く夜。2020/05/23

菜穂子

89
さだまさしさんのお父さんが危篤になって、何度も病院に駆けつける中でお父さんにまつわるあれこれが語られていく。さださんが映画を作ることで多大なる借金(正確には28億円)を背負い、1年間のほぼ毎日コンサートような日々を送り、精力的に借金を返済したことは知っていたがその原因となる人こそお父さんだったとは。そんなお父さんはさぞかし破天荒でだらしない人かと思えばさにあらず、人たらしと言うのだろうか?一度近づいたらその魅力に取り憑かれた人々大勢あり、そんなお父さんを愛する家族みんなが愛すべき人々だった。2021/01/29

マドロス

60
さだまさしの親父さん、すごい人!そして、素敵な家族と友人たちの話。長崎に行ってきたので、長崎つながりで読んでいるけれど、カステラをちぎって食べたくなりました。2017/11/26

名古屋ケムンパス

57
柴田先生(たぶん「風に立つライオン」のモデルのお医者さん)が泣き虫で困ります。さださんはもらい泣きはしなかったそうですが、赤の他人の読者の私が病床のさださんの親父さんの姿に眦が勝手に濡れてしまいました。さださんの語るカステラ好きの剛毅な親父さんの逸話はいずれもユーモアに溢れ、親父さんが本当にヤクザだった時期があると、弟の繁理さんがずっと思っていたと云う件では、私も吹き出してしまいました。麗しい家族愛に包まれた幸せを分けてもらって、とても得した気分です。2017/03/07

ナミのママ

57
NHKドラマ『ちゃんぽん食べたか』を観ていました。さださん御本人もさることながら、太っ腹なご両親に「昭和的郷愁」を感じ魅了。放映が終わったら読もうとあたためていました。父の最期、その前後の数日の様子と、振り返った父との思い出が良かったです。弱っていく父の姿は悲しいのだけれど、思い出は笑えることが多くて、素敵な「最期の迎え方」を読ませてもらいました。長崎の街、長崎空港到着の空からの様子など、私は行ったことがないので、情景が目に浮かばず残念でした。長崎を知っている方ならもっと楽しめるかと思います。2015/08/04

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