出版社内容情報
傑作再び!幕末から明治を舞台にした傑作集
幕末から明治を舞台に描いた山田風太郎の名短篇を集成する作品集、第3弾。桜田門外の変を、討ち取られた井伊直弼の首の行方が転々とするなかに捉えた「首」。ロシヤ皇太子ニコラス2世が襲撃された大津事件で、襲った巡査の家族と皇太子の命を救った車夫たちの人生が交差していく「明治かげろう俥」。
ほかに、「明治忠臣蔵」「天衣無縫」「絞首刑第一番」「三剣鬼」の6編。さらに、これまで全集のみに収録されていた、日下三蔵氏による「山田風太郎明治小説〈人物事典〉」を加筆して収録した。
実在の事件や人物を素材にして、斬新な視点と解釈が施された作品の数々は、今なお褪せることがない輝きを放っている。
内容説明
山田風太郎の名短篇を集成する作品集、第三弾。桜田門外の変を、討ち取られた井伊直弼の首の行方が転々とするなかに据えた「首」。ロシヤ皇太子ニコラス二世が襲撃された大津事件で、襲った巡査の家族と皇太子の命を救った車夫たちの人生が交差する「明治かげろう俥」。ほかに「明治忠臣蔵」「天衣無縫」「絞首刑第一番」「三剣鬼」の六篇。加えて、これまで全集愛蔵版に収録されていた「山田風太郎明治小説・人物事典」を増補して収録した。
著者等紹介
山田風太郎[ヤマダフウタロウ]
1922年、兵庫県生まれ。東京医科大学卒。46年『達磨峠の事件』で作家デビュー。49年に日本探偵作家クラブ賞、97年に菊池寛賞、2001年に日本ミステリー文学大賞を受賞。伝奇小説、推理小説、時代小説、エッセイと幅広いジャンルを執筆。01年7月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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