小学館文庫<br> クレイジーケンズ マイ・スタンダード

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小学館文庫
クレイジーケンズ マイ・スタンダード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094087352
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

CKB横山剣初の書き下ろし自叙伝が文庫化

「東洋一のサウンドマシーン」クレージー・ケンバンドの横山剣が初めて書き下ろした自叙伝が遂に文庫化!横浜に生まれ、本牧・横須賀・青山・原宿・ソウル・L.A.ソウル・パリ・ロンドン…と街の磁場と妖気の中で生きてきた半生を書き尽くす。
「頭の中に勝手にメロディが鳴り始めたのは、小学校低学年の頃。譜面の読み書きができないので、テープレコーダーにアカペラで録音した。具体的にどういう影響で作曲ができるようになったのかはよくわからないが、とにかく脳内に鳴ってたんだ」(HONMOKU GANGSTA)。
「コースアウトしたくてコースアウトするレーサーなどいないように、おれだってドロップアウトしたくてドロップアウトしたわけじゃないんだよ。気づいたら、不良と呼ばれていただけだ」(小児科病棟の窓)。
激高、哀愁、バイク、車に男と女。夢に希望にとめどなく溢れる涙……。熱く哀しく力強い人生がここにある。500ページ超にわたって横山剣が書き尽くした疾風怒濤の1冊。

第1章 HONMOKU GANGSTA
第2章 小児科病棟の窓
第3章 SAYONARA HONMOKU
第4章 ZAZOU,混乱の日々
第5章 CKBは本牧生まれ長者町育ち
第6章 Don't think, Feel.
あとがき
あとがきのあとがき
解説 野地秩嘉

内容説明

「東洋一のサウンド・マシーン」クレイジーケンバンドの横山剣が初めて書き下ろした衝撃の自伝が遂に文庫化。激高、哀愁、男と女。夢に希望に止めどなく溢れる涙…。熱く哀しく力強い人生を五百ページ超にわたって書き尽くした渾身の一冊。

目次

第1章 HONMOKU GANGSTA
第2章 小児科病棟の窓
第3章 SAYONARA HONMOKU
第4章 ZAZOU、混乱の日々
第5章 CKBは本牧生まれ長者町育ち
第6章 Don’t think,feel.

著者等紹介

横山剣[ヨコヤマケン]
1960年横浜生まれ。クレイジーケンバンド・リーダー、ダブルジョイレコーズ代表取締役。地元横浜を中心に活動し、81年にクールスRCのコンポーザー兼ヴォーカルとしてデビュー。以降、ダックテイルズ、ZAZOU、CK.S等のバンドを経て、97年に東洋一のサウンド・マシーン「クレイジーケンバンド」を結成。作曲家として和田アキ子、SMAP、堺正章等多くのアーティストに楽曲提供。その音楽活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

44
ブックオフで108円で期待せずに読んだけど、思ったより面白かったので、 得した気分になる。どうもボーカルが好きでないと思ってたけど、本人も自分は作曲家と言ってるの読んでなんか納得。しかし、濃い人だと再確認。 2014/05/22

massn

6
人生と世界をつなぐ因果な経絡。思い出せない記憶。独特の文体(固有名詞多め)で語られる詩情で胸がいっぱいになる。仕事人としての正論がアーティスト性と同居しているのもユニークかつ説得力あふれる。CKB結成シーンに全てが詰め込まれている。傑作!2012/07/07

秋 眉雄

5
最初の妻がCKBのファンだったので、よく一緒に聴いた。アルバムでいえば『7時77分』くらいまでだろうか。ま、その後は色々とあって、僕はあまりいいリスナーではなくなったのだけど、ずっと気になるバンドではあった(女性のいる席で自己紹介もかねて歌うカラオケ十八番は『VIVA 女性』だったりするし)。先日、古本屋さんでこの本を見つけた時に、何だかとても懐かしい感じがして購入した。中身は思っていた通り面白かった(面白くない訳が無い)。変わらないなぁ、剣さんって、何だかあの頃のことを思いだした。2015/09/13

sasha

5
まるで自分が本牧で育ったような錯覚を起こしそうになった。文章も上手いんだなぁ。ぐいぐいと引き込まれる。この格好よさ、やろうと思って真似出来るものじゃないぞ。凄いよ、剣さん。2012/12/13

Ai Ikeda

4
580ページに渡る剣さんの長大な自伝。しかもこれはただの自伝ではないと。随所に登場する歌の歌詞、それも歌詞そのものを掲載するのではなく本文中にうまく意味がつながるように紛れ込ませるテクニック。その都度読書は一時停止し、音楽が頭の中に鳴り始める。それはまるで台詞から繋がる歌のようである。やはりあの数々の歌詞を書いた人の文才なのであり、僕のようなCKBファンにとってこれは【ミュージカル自伝】なのだ。 Wikipediaなんかじゃ知り得ない剣さんの波瀾万丈な歴史が紐解かれていく。こんな自伝は生まれて初めてだ。2014/10/04

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