出版社内容情報
とんでもなく面白い野球小説、できました!
書いたのは超弩級の新人作家!
史上初の“高偏差値”野球小説、第4冊は、シリーズ最高の大興奮編です。
甲子園より東大が近い名門進学校の野球部がついに目覚めた。
天才女子高生・ヒカルさんの打撃理論を体得したメンバーは、ある日の練習で、エース・真之介の投球をことごとく打ち返した。
呆然とする真之介にヒカルさんがささやく。「彼らは野球を知らないから強いんだよ」
やがて迎えた秋季大会地区予選。夏の大会を辞退した野球部は初めての公式戦で、県内最高のピッチャーを擁する強豪と当たる。ここから快進撃が始まった。
チームは予選をまさかの1位で通過。そして迎えた県大会の二回戦。対戦相手は、かつて真之介が全国最強のバッテリーを組んでいた沢登俊平のいる甲子園常連校だった。
「君はなにも心配しなくていい。あたしたちに任せていれば、もうすぐ野球部の目標は甲子園出場になる」
その言葉どおりだった。
この野球部で、もしかしたら甲子園に出られるかもしれない。この相手に勝てれば――興奮の最終章です!
【著者紹介】
小説家。1976年福岡県生まれ。95年国立北九州工業高等専門学校中退、96~97年NYで暮らす。帰国後、アルバイト生活を続けながら小説を執筆。2004年『簡単な生活』(小学館)でデビュー。06年に発表した『ルーシー・デズモンド』(小学館)は、文芸評論家の大森望氏をして「十年に一度の衒学ミステリ巨編」と言わしめた。
目次
甲子園より東大が近い名門進学校の野球部がついに目覚めた。天才女子高生・ヒカルさんの打撃理論を体得したメンバーは、チームのエースの投球をことごとく打ち返した。呆然とするエース・新真之介にヒカルさんがささやく。「彼らは野球を知らないから強いんだよ」。やがて迎えた秋季大会地区予選。夏の大会を辞退した野球部は初めての公式戦で、県内最高のピッチャーを擁する強豪と当たる。ここから快進撃が始まった。そしてついに、チームはかつて真之介が全国最強のバッテリーを組んでいた沢登俊平のいる、甲子園常連校との決戦に臨む。手に汗にぎる興奮の最終章。
著者等紹介
松尾清貴[マツオキヨタカ]
1976年福岡県生まれ。95年、国立北九州工業高等専門学校中退後渡米、97年までNY在住。帰国後、国内外の各地を転々とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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